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京都市中京区・祇園祭でぜひ! 京都のど真ん中……の地下で見つけたボリューム満点のワンメニュー!

loose自営業(京都市)

7月もはや1週間が過ぎとります。京都で7月と言えば、そう祇園祭! お祭り自体もう始まってまして、7月1日から1ヶ月間行われるんどす。とは言え、皆さんご存知のメインイベントといえば山鉾巡行ではないでしょうか? 今回はその山鉾巡行のコースにもなっている、四条河原町からすぐの場所にあるお店へ行って参りました。京都のど真ん中といってもいい場所なのに、不覚にも最近まで存じ上げず。行ってみたらおいしくてボリューム満点のメニューがお手頃価格でいただけましたので、ご紹介しますね。では、どうぞ。

こちらが今回お伺いした「くるみ」さん。通りからはこの看板くらいしかないので、見落としてしまうのも仕方がないというもの。場所は本当に京都の真ん中。山鉾巡行で辻回しが行われる四条河原町交差点から西へ約230m、徒歩3分ほど。わかりやすく言うと、四条通から寺町の商店街入ってすぐ右手ですわ。周辺にコインパーキングもありますが、場所的にほぼ駅直結って感じなので、電車がオススメかも。階段を降りてお店へと向かいますよ

階段を降りるとこんな感じ。矢印に導かれるまま、右方向へ進んでいきます。と、そこにも看板がありますね。

ほい、お店へ到着です。入り口前には待ち席が用意されていることからも、人気のほどがうかがえるってもん。

ショーケースにはこちらの張り紙が。オムライスオンリーで営業されているということですね、了解。ケース内の薔薇もエエ味出してくれてます。

さらに入り口横にはこちらの注意書きも。幼児連れの入店は不可、そしてここでメニュー名が明らかに。オムライスの正式名称はインディアンオムライスなのですね。そして価格も判明しました。では、早速店内へ。

店内はこんな感じ。古き良き喫茶店、もしくは洋食店といった趣です。お店へ入れば奥様(多分)から「オムライス通しておきますね」とお声掛けいただきました。ワンメニューのお店ならではオーダーですわね。もちろん「はい! それでお願いします!」と元気に答えたことは言うまでもありません。ちなみにお客様のなかには「大盛りで!」というわんぱくオーダーをされていた方も。

というわけで、待つことしばし。やってきました「インディアンオムライス」750円です。スプーンと比べると、大きさがわかっていただけるでしょうか。かなりボリューミーな感じでして、食べる前からワクワクが止まりませんな。

ソースは香ばし&ビターなデミグラスソース。これがたっぷりとオムライスにかけられております。

そしてオムライスのてっぺんには、なんでしょう、マヨネーズベースでしょうか、タルタルソース的なものもトッピングされてました。これがまたオムライスに合うんですわ!

そんでもって中身もどうぞ。具材をちょっとまとめてみました。ご覧のようにチキン、しめじ、玉ねぎがコロコロと入っておりまして、食べごたえ十分。そうそう、ライスはカレー味という、キレンジャー感涙の味付けでして、トッピングされたソース&かけられてるビターなソース、そしてふんわり卵と具沢山カレー味ライスという、ある意味究極のオムライスとなっとりました。ガッツリいただいて大満足のごちそうさまです!

ネット情報によると、ご主人が腰痛でしばらく店を閉めておられて、ワンメニューで復活されたということのようですね。奥様にお聞きすると、前はいっぱいメニューが合ったけど今は一本です、とのことでした。そうそうちなみにお店は今年で43年目とのこと。賑わう京都の真ん中とは思えない、ゆったりと落ち着いた時間を過ごせる名店、祇園祭で京都に来られたら、ぜひお立ち寄りくださいませ!

くるみ
住所/京都市中京区寺町通四条上る東大文字町310
営業時間/11:30〜15:00 ←要確認
定休日/水曜 ←要確認

自営業(京都市)

京都在住。飲食店やイベントなどを取材して、記事を作っています。食べること、飲むこと、どこかへ行くことが好きです。

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