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【佐賀市】50年以上続く老舗洋食店、スパイスと甘さが活きるカレーが旨い!市内で移転し1年半。

しろいリンゴ地域webライター(佐賀市)

インド系、スリランカ風、欧風…一言で“カレー”といっても種類はさまざまです。気分によって食べたい種類が変わったり、トッピングでがらっと味わいが変わるものもありますよね。

今回ご紹介するのは、「マルフク」。昭和44年創業!洋食屋さんで、看板や旗にもあるとおり、中でも人気なのがカレーです。

二度の移転を経て、昨年2月、川副町鹿江にオープンしました。県道30号沿いで、お店は一軒家のような外観です。お店横と、さらに奥の砂利スペースが駐車場です。

店内は、木が基調の温かい雰囲気。12時前に着いてスムーズに入れましたが、その後、続々とお客さんが来られてあっという間に満席に。座敷席(4人掛け)が2卓と、中央にテーブル席(4人掛け)が4卓、壁側のカウンター席が5席。

この日は「本日のフライパン料理」と、休日ということで、定食メニューもお休みでした。カレーは味わえるとのことで問題なし。見ていると他のお客さんも「カレーがあるなら」という感じで、マルフクのカレーの安定感を食べる前に感じた瞬間でした。

カレーは10種類。大盛りだと+440円です。

一部、定食もありました。お子様プレートや食後のコーヒーも♪ちなみに、平日の定食メニューや夜定食メニューは揚げ物がメイン。いずれも別紙に載っているのでチェックしてみてください。

一言で言い表せない!お店秘伝の味。

「エビカレー」(1,040円)。サラダと福神漬けも添えられ、1枚で完成したメニュー!いつもの立体的なエビフライを想像していましたが、これは平たく開かれた形をしています。例えるとお寿司の上にのっているような…これもまたマルフクならでは。

大きく一口頬張ると、甘い!もちろんスイーツ的な甘さではなく、しっかりと煮込まれたルゥの奥から広がる素材の甘み。8時間煮込んでいるというルゥには、フルーツや野菜、スパイスなどが複雑に混ざり合い、調和しています。そのあとからじわじわと効いてくるスパイスは、とがるような辛さではないものの、スパイスの余韻が残ったままとんかつやエビフライを食べると少し甘く感じるほど。ルゥとトッピングのバランスも絶妙です。

こちらは「カツカレー」(1,040円)。「とんかつを思いっ切り食べたい!」という方は、「スペシャルカツカレー」(1,500円)だと前者の2.5倍の量(肉)が味わえるので、そちらがおすすめです♪

次々と頬張りたくなりますが、フルーティーな甘さの中にキュッと締めるスパイスを感じる瞬間をしっかり味わっていただきたい。冒頭で述べたカレーの種類、どれかに当てはめるのは難しい…まさに“マルフクの味”!

こちらは「チビッ子ランチ」(750円)。カレーかデミグラスソースか選べます。カレーは少し辛さがあるので、お子様に合わせてお選びください。ちなみに、キッズチェアの貸し出しもあります。

筆者が訪れたのは8月上旬。その時点での情報ですが、しばらくの間はお昼のみの営業となっていました。現在、営業時間等が少し不規則になっているそうなので、気になる方は事前にご確認ください。お昼に行くのが確実かなと思います。

移転を挟みながら、昔からファンのお客さんも多く訪れるマルフク。どこか懐かしい雰囲気のお店で、ここでしか味わえないカレー、味わってみませんか?

【店舗情報】
店名:マルフク
場所:佐賀市川副町鹿江1020‐2
営業時間:11:30~14:30(14:00 O.S)
     17:30~20:00(19:30 O.S)
※現在、昼営業のみ(8月上旬時点)
定休日:木曜日
電話番号:0952‐37‐1691

地域webライター(佐賀市)

結婚を機に佐賀に移住して5年、2児の母。趣味は料理、ドライブなど。記者の経験を生かし、フリーライターとしてローカル情報や経済コラムなど執筆中!日々のお出かけでふらっと立ち寄った場所などで、掲載の許可と取材にご協力頂いております♪よろしくお願いします。

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