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知らないと数十万円も損する!?子育て世代に知ってほしい“子どもの口と歯の話”

ぽん先生保育士

こんにちは!ぽん先生です。

「少しでも楽しく子育てを!」をモットーに、現在子育てや育児に関する情報の発信を行っている現役の保育士です。

今回は知らないと数十万円も損する子どもの口と歯の話をご紹介していきたいと思います。

※動画は1分07秒です。

皆さんは子どもの歯をじっくりと観察したことはありますか?

子どもに歯を噛み合わせてもらうと、上の歯と下の歯、どちらが前に出ているでしょうか。

この時に下の歯の方が前にある状態だと、反対咬合(はんたいこうごう)と呼ばれ、いわゆる“受け口”と言われるものです。

受け口になってしまうと歯磨きが上手くいかずに虫歯になりやすかったり、噛み合わせが悪くて顎に負担がかかったりするだけでなく、治療するのも数十万円程度かかってしまうのです。

その原因を見てみると、遺伝や発達などの問題で受け口になってしまう場合もあるのですが、正常であったにもかかわらず後天的に受け口となってしまうこともあります。

後天的に症状が出てきてしまう原因が普段の食事の中に隠れているのですが、一体それは何でしょうか?

これで解決!

受け口になりやすい後天的な要素として、前歯で食事を噛んでしまうということが挙げられます。

つまり、奥歯を使わないのです。

ところが、保育園で子どもたちの食事する様子を見ていると、前歯だけで食事する子は意外と多いものです。

顎をしっかりと使って食事する必要があるのですが、奥歯を使うにはどうしたら良いのでしょうか?

具体的には、前歯だけでは噛めないような硬めの食事を用意したり、「お煎餅は固いからここ(奥歯)で噛むと食べやすいよ!」と頬を指差して伝えたりするのが効果的でしょう。

要するに、前歯で食べ物を噛み切って、奥歯で噛み砕くというのを子どもに伝えていけば良いのです。

ちなみに、子どもがどのように噛んでいるのかは、食事中の顎を観察すると見分けることができます。

前歯で噛んでいると顎があまり動かないのに対して、奥歯で噛んでいると顎全体がしっかりと動いているのが分かります。(詳しくは動画の方でご覧ください)

お金の問題も子育て世代にとっては大切なポイントですが、子どもの口と歯の健康のためにも、お子さんがどうやって食事しているかをぜひ観察してみてくださいね。

いかがでしょうか?

動画では前歯で噛む時と、奥歯で噛む時の顎の動き方の違いを見ることができるので、気になった方はそちらもご覧ください。

良いと思ったら、ぜひ試してみてくださいね!

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保育士

東京都で働く保育士。「少しでも楽しい子育てを!」をモットーに活動中。

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