【3歳児編】友だちに「入れて」と言ったら断られた!ショックを受ける子どもへの効果的な言葉かけ3選
年少の娘が、今日保育園で「仲間に入れて」って言ったのに入れてもらえなかったの。と悲しそうに報告してきました。
とてもショックだし、どんな風に声かけをすればよいのか悩みます。
何かいい方法がありますか?
ご相談いただきありがとうございます。
仲間に入れて、と勇気を出して言ってみたのに断られるとショックですよね。
こういった場合、親としてどのような言葉かけをすれば子どもの心を癒し、再び前向きな気持ちを持たせることができるのでしょうか。
ここでは、友だちに断られてショックを受けている3歳児への効果的な言葉かけや、子どもの心のケアについて詳しく解説します。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
4歳児さんの悩みはこちらも参考にしてみてください。
【4歳児編】友だちに「入れて」と言ったら断られた!ショックを受ける子どもへの効果的な言葉かけを解説
友だちに拒絶されたときの3歳児の心理状態とは?
3歳の時期は自分の気持ちを言葉や態度で、そのまま素直に表現します。
「入れて」という言葉は、自分の気持ちや願いを直接伝えているため、それが拒絶されると強いショックを受けます。
また、なぜ断られたのか理解できない場合は、混乱することもあります。
また、感情表現が未熟な3歳児は友だちに拒絶された際に、まず怒りや悲しみを感じます。
怒りは自分を守るための反応として現れ、悲しみは失望感や寂しさからくるものです。
3歳児はこれらの感情を適切に表現することが未熟なため、泣いたり怒ったりすることで自分の気持ちを伝えようとします。
年少児の友だち関係における親の役割とは?
3歳児にとって、友だちとの関係は社会性を学ぶための最初のステップです。
この時期に親がどのような役割を果たすかは、今後の子どもの対人関係や感情の発達に大きな影響を与えます。
子どもが友だちと衝突したり、拒絶されたときには、まず子どもの気持ちに共感することが大切です。
「悲しかったね」「どうしてそう思ったの?」など、子どもの感情を受け止め、理解する姿勢を示すと良いでしょう。
その上で、解決の方法について具体的に話していきます。
また、親は子どもにとって最初のロールモデルです。
親自身が友だちや家族との良好な関係を築き、コミュニケーションや共感の姿勢を示すことで、子どもも自然にそれを学びます。
日常生活の中で親がどのように他者と関わるかを見せることが、子どもの友だち関係の形成にも大きく役立つでしょう。
必見!友だちに拒絶されてショックを受ける3歳児への効果的な言葉かけ3選
共感の言葉をかける
子どもがショックを受けたとき、まずはその感情に寄り添いましょう。
「それは悲しかったね。」「断られてびっくりしたよね。」「悔しかったね。」などの共感の言葉をかけることで、子どもは安心感を得ます。
感情を言葉で表現する手助けをする
3歳児は、まだ自分の感情をうまく言葉にできないことがあります。
親が代わりに「友だちと一緒に遊びたかったんだね。」「断られると悲しいよね。」などの感情を言葉で表現してあげることで、子どもは自分の気持ちを理解しやすくなるでしょう。
また、怒ったり泣いたりして相手に伝えるのではなく「悲しいよ」「遊びたかったんだよ」と言葉で友だちに表現する術を学べます。
具体的な対処法を教える
子どもが友だちから拒絶されたときは、「もし次に同じことがあったら、『じゃあ他の遊びをしてくるね』って言ってみようか。」
「違う遊びに誘ってみるのもいいかもね。」などの具体的な対処法を教えておくと良いでしょう。
同じ状況に直面したときに、子どもが落ち着いて行動できるようになります。
まとめ
3歳児が友だちに拒絶されてショックを受けているとき、今回ご紹介した子どもの心に寄り添う親からの言葉かけが子どもの心を癒し、再び前向きな気持ちを持たせる助けになります。
こうした日々の関わりによって、子どもは友だちとの関係を築く力を育み、社会性を発達させていくのです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。