以前、この「クリエイターズ」の記事で、社会福祉法人花工房福祉会のエコーンファミリー事業所をご紹介しました。エコーンファミリーの製品と言えばお豆腐がよく知られていますが、そのときは残念ながらお豆腐は手に入らず、いつか食べてみたいなと思っていたところ、とある施設でエコーンファミリーが品物の販売に来ていたので、思わず購入することができました！

長野県産大豆（西山産の「ナカセンナリ」）を100％を使ってつくられる「おたっしゃ豆富」。こちらは木綿豆腐で、絹豆腐は「まめらか豆富」と名付けて製造販売しています。

エコーンファミリーの豆腐の大きな特徴は、一般的に豆腐を製造するときに豆乳をしぼって出るしぼりかすである「おから」が出ない製法でつくっていること。

職員さんにおすすめの食べ方を聞いたところ、「やはり冷ややっこがおすすめです」とのことでした。

我が家では、木綿豆腐を普段、冷ややっこで食べることはないのですが、大豆の味をはっきり感じられる冷ややっこで食べてみました。

一般的な木綿豆腐だと、ちょっと食感がざらざらして、冷ややっこで食べるには喉ごしが好きではなかったのですが、おたっしゃ豆富は「木綿？絹？絹にしてはかたいかな？」というくらいに食べやすかったです！

大豆そのものを食べているという感じで、存在感のあるお豆腐です。食べ応えのある木綿豆腐の良さと、絹に近いなめらかさが共存しておいしいです。

こちらは「黒ごま」270円。「塩で食べるのがおすすめ」とお聞きしたので、塩をふって食べました。思っていたほど黒ごまの主張が激しくなくて、ほんのり黒ごまの風味を感じる程度。なので、むしろ食べやすかったです。濃厚クリーミーなお豆腐！

やはりお豆腐自体の味が濃いので塩で十分味が引き立てられます。

ほかに、「青バタ大豆」270円があります。

おからが出ないということは、大豆の豊富な栄養が丸ごと入っているということなので、栄養価も高いですし、おからが食品ロスで排出されないお豆腐なので、いいことずくめです。

エコーンファミリーさんのお豆腐は市内で移動販売や配達もしていますので、興味のある方は花工房福祉会にお問い合わせを♪