ベイトが多すぎる…釣れないボイルに遭遇した時の3つの対処法
シーバスを始め秋はフィッシュイーターがベイトを積極的に追い回す時期なので釣りのハイシーズンに数えられていますが、この時期ならではの難しい問題があります。
そう、ベイト多すぎ問題です。
ルアーフィッシングではエサとなるベイトを探すことが釣果アップの基本となるのですが、あまりにベイトが多すぎるとかえって釣れなくなるという現象が起こります。
そこで今回は、そんなベイトが多すぎて目の前でボイルしているのに食わない時の対処法をまとめてみました。
対処法① ルアーのサイズを変える
一つ目の対処法が、ルアーのサイズを変えることです。
ルアーフィッシングの基本はマッチザベイト。
その時に捕食されているベイトのサイズやカラーに寄せることで魚を騙すというのが考え方の基本なのですが、個人的にはこの考えはベイトが多すぎる時には逆効果になると考えています。
というのもベイトが多すぎる時には本物の餌の中からルアーを魚に見つけてもらう必要があるので、本物に寄せすぎると埋もれてしまってかえって釣れなくなることが多いんです。
このような時には何かしらで目立ってフィッシュイーターに見つけてもらう必要があるので、ルアーのサイズを本物よりも少し大きくするとあっさり釣れることがあります。
対処法② レンジを変える
二つ目の対処法がレンジを変えることです。
例えばイナッコの群れが表層1mに固まっている時、同じ1mのレンジを狙うと
ルアーがベイトに埋もれてしまって、シーバスなどのフィッシュイーターが見つけにくくなるのですが、少し沈めてレンジをズラしてみると
ルアーが見つけやすくなるので、シーバスが捕食しやすくなります。
特にフィッシュイーターにとっては群れからはぐれた獲物は格好のターゲットなので、シンキングミノーやシンキングペンシルなどを使って下のレンジを攻めてみましょう。
ちなみにレンジ(上下)をずらす以外にも、ベイトの塊の際を通して横方向に群れからズラす方法も効果的です。
対処法③ リアクションで食わせる
3つ目の方法が、リアクションで食わせる方法です。
ルアーで魚を釣る時にはエサと思わせて食わせる方法以外に、リアクションで食わせる方法があります。
魚は素早い動きや強い波動、大きな音や強い光を見た時などに、つい反応してバイトすることがあります。
特に目の前でベイトにボイルしている時は反応しやすくなっていることも多いので、バイブレーショのの高速巻きやブレードジグのフラッシング、ビッグペンシルの音で反応させてバイトを誘う方法が効果的です。
ただしリアクションの釣りは魚が警戒したり、驚いて逃げてしまうこともあるので、他の方法で反応がない時に試すのがオススメです。
それでも釣れない時は…
ただし上記の対処法を全て試しても攻略できない時は普通にあって、時には釣れないボイルで時間を使うよりもその場に見切りをつけて移動する方が良いことも多いです。
これはベイトがいる時にも同じことが言えて、釣れない場所で時間を使うほどボウズになる可能性が高まってしまいます。
下の記事では釣れない時のベイトの様子や、ベイトの様子に合わせた対処法を紹介しています。
今回は釣れないボイルに遭遇した時の対処法について紹介しました!
秋は魚の活性が高くなる分、ルアーが埋もれるほどベイトが群れていることも珍しくないので、ぜひ参考にしてみてください。