Yahoo!ニュース

【山口市】ここが湯田温泉発祥の地?!「こんこん山」の不思議な景色とオリジナルスイーツに癒される。

SAYAKAフリーライター(山口市・宇部市)

本日は湯田温泉にある、クレープとお芋と駄菓子と珈琲のお店「こんこん山」をご紹介します。

この辺りは住宅街なのに、お店に近づくと突然、山奥に来たような景色が広がっていて不思議な感覚になります。そして懐かしい雰囲気にワクワクします。

お店は築70年の納屋を改造したそう。

テイクアウトのお店ですが、店内にカウンターとソファー、軒下にテーブルがあるので、ゆっくり過ごすこともできます。

窓からは自然いっぱいの景色が広がっていて、湯田温泉街にいることを忘れそう。

ソファー席に座ったときのアングル。天井が高くてくつろげるー。

「こんこん山」という店名は総称です。熟成みつ芋「和っと芋」・クレープ「Konoka crepe」・駄菓子屋さん「のんた」で共同営業しています。そのため、メニューも多彩です。

この日は、「Konoka crepe」おススメのクレープをいただきました。クレープは定番8種と季節商品があります。

定番のクレープから、左は「ブルーベリーとクリームチーズ(600円)」、右はナッツがたっぷりの「木の香クレープ(550円)」。皮はモチモチ、クリームたっぷり、かなり満足!

クレープのスタンドは、敷地内の竹から作ったというオリジナル。いいアイデアです。

「Konoka crepe」のもう一つのおススメが「プリンプリンなプリンです(500円)」。白狐が温泉に浸かっている様子がそのままスイーツに!キツネ部分はチーズプリン、土台はカスタードプリン。ホイップクリームとラムネシロップで湯ぶねになっています。隣にあるクッキーは何でしょう?

実はこれ、白狐の尻尾です。好きなところにセットして完成!こういう遊び心が楽しいですね。カラメルも別添なので、途中から味変する楽しみもあり。

尻尾を反対に付けると狸になる?遊び心満載のスイーツです。
尻尾を反対に付けると狸になる?遊び心満載のスイーツです。

ドリンクもオリジナルメニューがたくさん。「こんこん山ブレンドコーヒー(550円)」「みつ芋シェイク(450円)」「オレンジティソーダ(400円)」などなど。この日は季節限定の「赤しそソーダ(350円)」もありました。

「和っと芋」の人気NO.1「みつ芋シェイク(450円)」は、まるでスイートポテトみたいに濃厚!

駄菓子屋「のんた」は隣接した建物にあります。10円から買える懐かしい駄菓子を眺めていると、童心にもどったみたい。

さて、駐車場からお店まではこの小道を歩いて行くのですが、道中にぜひ注目してほしい場所があります。

小さな池があるのですが、なんとここが湯田温泉の始まりとして有名な「白狐伝説」の池なんですって!「こんこん山」は、伝説の場所にあるのでした!

現在「こんこん山」では、先に紹介した3店舗+1店舗(モリックコーヒー・月火営業)で営業されていますが、みなさんご家族なのです。なんと仲の良いこと!

自然に囲まれた山あいのような風景は、湯田の街中とは思えない不思議な場所で、美味しいオリジナルスイーツと和やかな雰囲気に、きっと癒されますよ。

こんこん山 (Instagram

山口市荻町1-8(熊野神社近く)
営業時間:12:00〜18:00

定休日:水曜日など(営業日は各店舗で異なります)
※各店舗の営業日・定休日はInstagramをご参考ください。

※取材した土曜日は「木の香クレープ」「和っと芋」「駄菓子屋のんた」の3店舗が営業している曜日です。

フリーライター(山口市・宇部市)

日常のほんのちょっとした愉しみを探していきます。趣味はヨガとピアノと書道。アロマ&クレイセラピスト、美容食学研究家。

SAYAKAの最近の記事