“塩らーめん”に“うどん”?「サッポロ一番 塩らーめん まさかのうどん!?」をレビュー
「サッポロ一番 塩らーめん まさかのうどん!?」を食べてみました。(2024年12月2日発売・サンヨー食品)
この商品は、袋麺でお馴染み“サッポロ一番 塩らーめん”をカップ麺に再現し、いつもの中華麺ではなく“うどん”を合わせ、さらに別添されている“味変化パック”によってデフォルトのラーメンスープと和風スープが味わえる後味さっぱりとした一杯、“サッポロ一番 塩らーめん まさかのうどん!?”となっております。
では、今回の“サッポロ一番 塩らーめん まさかのうどん!?”がどれほどチキンやポーク、野菜の旨味を利かせたコク深くもキレの良い塩スープに仕上がっているのか?別添されている“味変化パック”を加えることによる和風スープ、もっちりとした太めの“うどん”との相性やバランスなどじっくりと確認していきたいと思います。
まず1食(91g)当たり423kcal。
食塩相当量は5.9gです。
次に原材料を見てみると、チキンやポーク、野菜などの旨味を利かせたことで、お馴染み“サッポロ一番 塩らーめん”らしく後味は非常に良く、別添されている“味変化パック”によって和風スープが楽しめるひと味違った味わいを想像させる材料が並びます。
フタを開けてみると、ご覧の通りすでに粉末スープなどがすでに入っていて、フタの上には“味変化パック”と記載された調味料が別添されています。
では、熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:420ml)
その後、よくかき混ぜたところがこちら。
先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、透明度の高いサラッとした状態ですが、素材の旨味を活かした深みのある味わいに際立ち、袋麺でお馴染み“サッポロ一番 塩らーめん”をカップ麺に再現するも、やはりラーメンスープに“うどん”は多少違和感ある一杯…といった印象の出来上がりです。(具材はほぼ“うどん”に寄せてますが。)
麺は、厚みもあり幅広な太い“うどん”が採用されていて、もっちりとした弾力とほどよいコシを併せ持ち、ボリューム感に関しても申し分のない仕様となっており、そこに袋麺でお馴染み“サッポロ一番 塩らーめん”らしい後味さっぱりとした塩スープがよく絡み、ほんのり香る“油揚げ”の風味が後味良く抜けていきます。
トッピングには、こちらの“味付油揚げ”以外に味付卵・かまぼこ・“ねぎ”が使用されていて、特にこの具材は…“油揚げ”特有の甘みを含む仕上がりでしたので、最初のうちはスープにしっかりと馴染ませながら食べ進め、後ほど弾力のある“うどん”と絡めていただくと、より一層雰囲気ある味わいが楽しめるかと思われます。
スープは、袋麺でお馴染み“サッポロ一番 塩らーめん”をカップ麺に再現しているんですが、具材に使用された“味付油揚げ”から滲み出す油分や甘みによって若干“うどん”に合った和風感がプラスされ、塩味らしく後味さっぱりとしたテイストとなっています。
そして途中で“味変化パック”を加えてみると、“和風スープに味変化!”と記載されていた割に劇的な変化ではなく、恐らく“うどん”に合わせた鰹節の風味を加えたかったんでしょうけど、味変というほどではありません。
ということで今回“サッポロ一番 塩らーめん まさかのうどん!?”を食べてみて、チキンやポーク、野菜の旨味などを合わせたことでコクのある塩スープに仕上がっていたものの、別添されているパックを加えてもさほど変化がなくちょっと期待外れでしたが、変なクセもなく安定感抜群な一品となっていました。
やはりシンプルながらも旨味をしっかり利かせた塩スープなだけあって“うどん”を合わせても楽しめますね。個人的にはもう少しラーメンスープと和風スープに明確な違いを持たせてほしかったところではありますが、そもそも定番の袋麺を活かした味わいでしたので、思いのほか好評な一杯と言えるのではないでしょうか?
詳しくはこちらの記事もご覧ください。(外部サイト)
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