日清氷撃ラ王 柚子鶏塩は暑い日にピッタリ!冷やしカップ麺の実力はいかに?
2024年7月8日に日清食品は「氷撃ラ王 柚子鶏塩」285円(税抜)を新発売しました。こちらの商品の特長といえば、氷を入れて冷やすことです。
いままでもザルタイプやまぜめん麺タイプなど夏に合わせた、カップ麺を数多く見てきましたが、冷水でしめた後に氷水を入れる手法は初めて見ます。いったいどんな味なのか気になるところ。
今回のカップ麺の特徴としては、まず麺を湯戻しした後、湯切りをして冷水で冷やします。その後に氷と液体スープを入れて、冷水を内側の線まで注ぐといったつくり方です。カップ麺としてはかなり手間がかかりますね…
1食(102g)当たり311kcal。たんぱく質8.2g・脂質4.8g・炭水化物58.7g・食塩相当量7.5g(めん・かやく3.4g・スープ4.1g)。
スープの原材料には食塩、植物油脂、チキン調味料、魚介エキス、糖類、ゆず果汁、こんぶエキス、香辛料、チキンエキス、香味調味料、魚粉、にぼし調味料、酵母エキス、オニオンエキスです。
麺の湯戻し時間は6分です。細麺なのにかなり長いですね。
カップの中には先入れかやく・液体スープが入っています。ちなみに液体スープは蓋の上で温めないでくださいということです。普通のカップ麺は、ふたの上で温めること推奨しているので逆ですね。
涼し気なビジュアルですね。
ゆずが効いたさっぱりとしたスープで暑い日でもすっきり飲めます。チキン・こんぶといった出汁が非常に効いていて、カップ麺のスープとは思えないほどクオリティが高いです。お店で出てきてもおかしくないほど、おいしいスープでした。
麺は生麺のようにコシと弾力があります。加水率の高めのツルっとした食感が冷たいスープとよく合っていますね。
味付き鶏肉は少々量は少ないですが、スープとよく合っていてこちらも美味でした。食べ進めていくうちに氷が溶けていき、少しスープが薄まるのが残念でしたが、スープと麺のクオリティが高くカップ麺を超えた冷やし麺でした。
一番の難点はカップ麺としては調理が非常に面倒なところです。湯切りをして冷水でしめて、さらに氷水まで用意するという手間は「最高に面倒で、最高にうまいラーメン」シリーズよりもめんどくさいです。一応、氷水でなくて冷水でスープを溶かしても問題はありませんが、キンキンに冷えているからこその美味しさでもあるのでもったいないですね…
味はぴかいちなのでお店で見かけたら一度手に取ってみてはいかがでしょうか。