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観光客にも人気の福岡発クリーミー豚骨ラーメン店〈その味を継承する期待の新店は3つの味変で人々を魅了〉

RAMEN ANTENNAラーメンアンテナ|福岡のラーメンを愛する地元民の一日一麺
パスタのような「博多クリーミーカルボ」

福岡県福岡市博多区の博多駅前。JR博多駅からも徒歩圏内の5分ほどの場所。住吉通りから道を一本入った一角に、先月(2024年9月14日プレオープン)新規オープンしたばかりの〈博多太陽一杯!!〉がある。お店の屋号や最後の「!!」から、ピンとくる方も多いかもしれないが、観光客にも人気のお店で、青いバケツが目印の看板のない行列店「博多元気一杯!!」の味を継承している新店とのこと。プレオープンの頃からSNSやテレビへの露出で話題となり、連日ラーメンファンの方で賑わっている様子だった。そんな新店に、今回オープンから1ヵ月ほど経ったこの日、そろそろ落ち着く頃かと思い訪れてみた。

博多クリーミー豚骨をもとめて初訪問

この日は博多駅での用事を済ませ、距離的にも徒歩圏内なので歩いて訪問。店頭には白地の看板と暖簾が掲げられ「博多クリーミー系 豚骨ラーメン」と「博多太陽一杯!! Japanese Ramen」の文字が目立つ。

そして店内に入ると、ご主人の元気で気持ちのいいお出迎えと注文システムの簡単な説明から。カウンター席に座り、席の前に表示されたセルフオーダー用のQRコードをスマートフォンで読み取り、メニュー表を呼び出す。

メインメニューは2つで、表示された写真からの見た目からも博多元気一杯!!が想起できる「博多クリーミー豚骨(ミニサイズも選べる)」と、パスタのカルボナーラ的な新発想の「博多クリーミーカルボ」。今回は「博多クリーミーカルボ」を選択してみた。

ちなみに10月31日までの限定メニューで「ラーメン+ビール(無料)800円」という、ラーメンとセットでビール1杯目無料というお得なサービスがあったけど、まだ仕事中ということもありグッと我慢。お仕事終わりとかに利用すると良さそうなサービス。

注文を終えてあらためて店内を見渡すと、白・グレー・黒のモノトーンが基調の落ち着いた雰囲気。左手にテーブル席が並び、右手に長いカウンターがあり、最奥が厨房という店内構成。

パスタのような博多クリーミーカルボ

待つこと少々で配膳された「博多クリーミーカルボ」のスープは、見た目も味わいもポタージュのような濃厚クリーミーな一杯。豚骨のスープではあるものの、チーズインなのでとろみもありながら、まろやかでやさしい口当たり。今回は「カルボ」にしたけれど、デフォルトのままでも十分に濃厚なのが想像できる。

麺は、博多ラーメンではお馴染みのサクサクとした歯ざわりの細ストレート麺。濃厚でクリーミーな豚骨スープにとてもよく合い、本当のパスタを思わせるような心地いい食感。

また卵黄と黒胡椒をしっかり混ぜ込むとカルボナーラのような仕立てになるだろうと想像しつつ、レンゲの上に卵黄を乗せ、そこにしっかりとスープの絡んだ麺をつけながらいただくと、濃厚なカルボ麺としても楽しめた。

カレー・ジェノバ・トマトの3つの味変

そして半分ほどを食べ終えてからまたスマホを開き、味変メニュー「カレー・ジェノバ・トマト」の3つの中から「ジェノバソース」を注文。あっという間に配膳されたスープに投入するとバジルの香りと味わいに一気に変化する。

さらにその味を楽しむため「替玉」も追加。程なく配膳された「替玉」も器に投入し新たな「ラーメンジェノバ」の一杯を楽しむ。最後まで大変美味しくいただきました。

今回は注文しなかった「カレー替玉」は、もともとは「博多元気一杯!!」のオリジナル人気メニュー。何度か食べたことがあったので今回は注文しなかったけど間違いない美味しさの味変が楽しめるアイテムなので、ぜひお試しいただきたい逸品。

お支払いは後払いになっていて、注文時にQRコードで読み込んだスマホの画面に清算用のバーコードが表示されるので、それを入口の横にある清算機にかざすと注文した品の金額が表示され現金を投入して清算終了。帰り際、ご主人に『美味しかったです、ごちそうさまでした!』とお伝えすると、太陽のような満面の笑みで送り出してくれた。

博多太陽一杯!!

住所  :福岡県福岡市博多区博多駅前4-7-6[地図

営業時間:11時00分~15時00分(月〜木)

    :17時00分~22時00分(月〜木)

    :11時00分~翌02時00分(金〜日)
定休日 :不定休
駐車場 :専用駐車場なし、近隣有料駐車場あり

要確認 :博多太陽一杯!!(※インスタグラム)

ラーメンアンテナ|福岡のラーメンを愛する地元民の一日一麺

福岡の片隅で日常食としてのラーメンを啜り続け、日々頭の中でグルグルとラーメンが廻っています。一日一麺、週間9麺、毎年450麺ほどを食べています。福岡の地元民が日々食べているラーメンをできるだけ多くの方に知っていただきたいという想いから肩肘張らない感度緩めな『ラーメンアンテナ』をお届けしています。少しでも福岡での麺活の参考になれば幸いです。〈 Horii Koji 〉

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