黒ゴマ担々麺や豚バラ青菜炒飯が美味しい際コーポレーション株式会社で働いていた中国人シェフが2011年に創業した『同源楼』。オープンするとすぐに『ザガットサーベイ』誌から「おいしいのに安くて量が多い」と評価を受け、22ポイントという高得点を獲得しました。現在、当初とは経営は変わったそうですが、高いコストパフォーマンスは維持しています。一階が系列店という情報もありますが、私のお薦めは二階の『同源楼』です。

すぐに満席になるランチタイムは、紫蘇を使った料理や

辛さや痺れ全開ではない麻婆豆腐、松の実やひき肉の旨味を感じる担々麺

も良いのですが、私のお薦めはディナータイム。

まずは、豆苗を白酒で炒めた酒烹豆苗970円。一般的な豆苗炒めより味に愉しみがあります。

芝えびと百合根のさっぱり炒め1,520円など、

クセになる炒め物がたくさん。時魚蟹肉1,850円は高級中華のようです。

スペシャリテは、日本ではあまり使われていないパンチの効いた麻椒（マアジャオ）を使った旨味ある辛い料理の数々。

なかでも辣子鶏1,180円です。

芝エビととうもろこしのサクサク揚げ1,630円の濃い目の味付けを、お酒を飲みながらチマチマ食べられます。

口水鶏770円もマストな一皿です。

小籠包は、『鼎泰豊』よりも『新亜飯店』のニュアンスに近いもっちりした皮に、ジューシーなエキススープが詰め込まれています。なのですが、そのスープを受け止められないくらいに、なぜかレンゲが凄く小さい。

老鶏鍋麺いわゆる鳥そばで『香妃園』より胡椒の効いたお酒に合う拉麺です。

ランチはドタバタな接客ですが、ディナータイムは女性の気の利いた対応にリラックスできます。自由に食べて、乾杯ドリンク以降は紹興酒ボトルで飲めば一人5,500円前後でしょうか。

どうげんろう

住所：港区赤坂3-18-8 エムプレスビル　２Ｆ

電話番号：03-3589-0533

営業時間：［月曜～金曜］11:30 - 14:30　17:15 - 23:00

［土曜］11:30 - 14:00　17:15 - 22:30

定休日：日曜祝日