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【犬のしつけ】警戒吠えの原因と対処法【犬との生活】

吠えの中でも特に多い〈警戒吠え〉

「吠える」と一口に言っても 〈警戒吠え〉 〈要求吠え〉など様々な種類が あり原因も対策も変わってきます。

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/d6464b3152f56c1a5153e36e8224ee83dde88bf4

↑判別方法については

【吠える】なんで吠えてる!?吠え方辞典!【愛犬のしつけ】

をご覧下さいね。

今回は特に多い〈警戒吠え〉について 原因と対策をお話しします。

警戒吠えの原因

人や犬、物音などに警戒吠えをするのは

・縄張り意識

・家族への注意喚起

・不安や恐怖

・不快な刺激を遠ざけたい

・吠えると良いことがある

(刺激が遠ざかる、飼い主さんがリアクションしてくれるなど)

など様々な原因があります。

ちなみに警戒吠えがはじまるのは生後半年頃からが多いです。

子犬の時期にあまりしないのは当たり前なので、油断せず 小さい頃から警戒吠え対策や社会化を頑張りましょう。

対処法とは

「吠えたらどう止めたら良いか」 それを対処法だと思っていませんか?

私からするとそれは

〈ことが起こってからどうするか〉

で、事後対応になると思っています。

大切なのは原因を正しく突き止め 警戒吠えを事前に防ぐ

ことが大切です。

頑張るべきは 事後対応ではなく予防です!

警戒吠えの予防とは?

警戒吠えを事前に予防となるとどんな ことができるでしょうか?

例えば

〈縄張り意識で吠える場合〉

予防:縄張りの範囲を狭める

理由:部屋でフリーだと縄張りが広くなりすぎるのでクレートなどを活用

〈家族への注意喚起で吠える場合〉

予防:吠える以外のお仕事をしてもらう

理由:吠えて知らせるよりもオスワリなど吠える以外の行動を教える

など予防はたくさん考えられます。

予防がうまくいくには

予防策を考えるには

どんな時に何に対しての警戒吠えか

をよく観察して知る必要があります。

対象や理由がわからないと予防策の練りようがありません。

一番良いのは

不必要な警戒吠えが起こらないこと

です。

予防ができれば吠えた時の対処は不要で愛犬も穏やかでいられる時間が増えます。

警戒吠えの根本的な原因

予防は大切ですが、警戒吠えの中には

・どうしても聞こえてしまう物音

・散歩で吠える対象に出会ってしまう

など予防しきれないものもあります。

これはどうしたら良いかと言うと...

そもそもなぜ警戒してしまうのか

に着目してみましょう。

私はやたらと警戒してしまうのは

自信がないから

だと思っています。

自信をつけよう!

自信があれば警戒吠えは減る

個人的な見解ですが、実際に生徒さん達を見ていてもそう思いますし、予防だけでなく〈自信〉が一番大切だと感じます。

では、自信はどうやってつけるのか?

その方法は

キュー(合図)を出し、お仕事を提案してできたらほめて自信をつけていく

ことが自信につながると思います。

警戒しなくて済むようにしよう

吠えにお困りのかたは多いと思いますが警戒吠えはしている本犬も心地良くないものだと思います。

警戒は対象に脅威を感じ、用心すること。

日常生活で脅威を感じ、気を張るのは

常にストレスフルな状態

とも言えるのではないでしょうか?

自信をつけることで警戒する必要がなくなるのが一番ですが、警戒吠えの有無に関わらず、どの子も自信を持って欲しいです!

《叱らずほめる!愛犬の育て方》教えます! 世界基準のドッグトレーナー資格CPDT-KAと愛玩動物看護師の国家資格を持つ、犬猫育てのスペシャリストです。 動物病院での経験10年以上、犬猫育てスクールを立ち上げて5年目のプロが〈しつけ〉〈食事〉〈お手入れ〉などわんにゃんとのさらに楽しく、仲良しな生活をサポート! フォロワー1万人以上のInstagramでも情報配信中。

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