京都生まれ京都育ち、生粋の京都人みやこです。本日12月7日は、二十四節気のひとつ「大雪（たいせつ）」。大雪とは本格的に冬が訪れる頃とされており、その名前の通り、盛んに雪が振り始める頃といわれていますが、実際には日本海側を含めても本格的に雪が降り積もる時期はもう少し先になりそうです。さて今回は大手筋商店街近くの昼は定食、夜は居酒屋のお店です。

京阪本線「伏見桃山駅」から徒歩5分の場所にある『くつろぎダイニング てげてげ』。

昼は定食屋さん夜は居酒屋さんで、月に1回は小学生以下のお子さんが無料になる子ども食堂をされており、地域に貢献されています。

落ち着いた居酒屋さんの雰囲気で、きれいにカウンター席が並ぶ店内には、明るくて人当たりの良い店主が温かく迎えてくれました。

こちらが定食メニューです。お昼だけではなく夜も定食メニューを注文できますので、ランチだけではなく夕食を食べるのにも重宝しそうです。ただし、夜はワンドリンク制になっています。

「おばんざい定食」980円（税込）
ボリューム満点のおばんざい定食は、こちらのお店の人気ナンバーワン定食。関西テレビの番組でも取り上げられたことがあるのだとか。

その日によって内容が変わる三種類のおばんざい。この日はブロッコリーとウインナーの炒め物と、ひじき、高野豆腐。

京風に味付けされた、だし巻きたまごも付いています。

チキン南蛮、唐揚げ、アジフライから選べるメイン料理。店主が宮崎のご出身だということで、私はチキン南蛮を選びました。

衣がサクサクと香ばしく、一口噛むと中の鶏肉は驚くほどジューシーでした。特製の甘酢タレは、酸味と甘みのバランスが絶妙で、鶏肉にしっかりと絡んでさらにおいしさを引き立てます。たっぷりとかかったタルタルソースは、マヨネーズのまろやかなコクが際立ち、鶏肉と絡み合うことでさらに深みのある味わいに。揚げたての温かさと、甘酢やタルタルの濃厚な風味が一緒になり、最後まで飽きずに楽しめる一皿でした。

店名の「てげてげ」とは宮崎の方言で「ほどほど」や「そこそこ」という意味で、あまりハードルを上げずにお店の100％のサービスを提供するという思いが込められているそうです。気になる方はチェックしてくださいね。

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