【謎多き美女】#36 シボレー エルカミーノ タトゥーアーティストの初愛車 アメ車のために免許取得
「ヒダハン、ベンコラ」に憧れ 初の愛車に選んだ
神奈川県でタトゥーアーティストとして活動するケリーさんの愛車は1985年式のシボレー・エルカミーノ。
36歳で免許を取得し、最初の愛車に選んだのがこのクルマとのこと。
左ハンドル、ベンチシート、コラムシフトを条件に他にもシボレー・タホなどを検討していたものの、このクルマに一目惚れして即決したのだとか。
まさに「ヒダハン、ベンコラ」のお手本のようなクルマです。
今ではなかなか見られない手動の窓や、ベンチシートならではの助手席との適度な距離感も印象的です。
ヤレたボディがお気に入り 意外な乗りやすさ
約40年近く前のクルマらしいヤレ感と、茶色の内装がアメリカらしくてお気に入りだと語ります。
大柄に見えるボディも、実際は少し長い程度で車幅は普通のセダンと変わらず、運転しやすいとのこと。
このクルマを購入してから約3年、週末をメインに横浜にある実家への往復のほか、サーフィンやキャンプなどに活躍しています。
搭載するエンジンは4.3LのV型6気筒で、大排気量ならではの豊かなトルク感が得られる一方燃費はあまり良くないそう。
自動車税もさぞかし高額かと思いきや、1ナンバーの貨物車ゆえ年間わずか8800円で済んでいると言います。
美術一家に育つ 最高の海沿いドライブ
ご両親がもともと美術系の仕事をしており、小さいころからお父様のアトリエで絵を描いたり物を作ったりして遊んでいたのだとか。
イラストレーターとして働きはじめたものの、行きつけのお店で「風貌が彫り師みたい」と言われたことからタトゥーアーティストの道を志したといいます。
当初は難色を示していたご両親の理解も得られ、また体を貸してくれる友人たちにも恵まれ、楽しく仕事ができているとのこと。
そんなケリーさんと、彼女にぴったりのエルカミーノで海沿いをゆったりと流す最高のドライブでした。