【離乳食期から対策を】偏食・食わず嫌いが起こる理由を解説!0歳から始める対策法も
姪の偏食がひどく、姉をみているととても大変そうだな、と感じます。
私ももうすぐ子どもが生まれるのですが、料理が苦手なこともあり我が子の食事にも悩みそうだなと思っています…
何か気をつけておいた方がいいことや、やっておくといいことなどありますか?
こんな相談をいただきました。
※文言は少し変更し、記事への掲載許可をいただいています。
皆さんは子どもの偏食や食わず嫌いに悩んだ事はありませんか?
同じ物しか食べないと成長に心配や不安になるし、せっかく頑張って作った料理を食わず嫌いや好き嫌いで食べてくれなかったら悲しいですよね…。
この記事では、偏食・食わず嫌いの原因と対処法を解説します。
子どもの偏食に悩んでいる方、もうすぐ子どもが生まれるから勉強しておきたい方などにはきっと役立つ内容だと思います。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
偏食や食わず嫌いは何故起こるのか?
子どもの偏食の原因はいろいろとありますが、どの子も少なからず偏食を経験している原因に「本能的防衛反応」があると言われます。
簡単に言えば食べたことがない恐怖心です。
生まれてから口にするものすべてが初めての物ばかりの、離乳食期は特にそれが顕著にあらわれます。
その食べ物が、体にいいものなのか、食べていいものなのか分からず、本能的に危険を察知するのです。
例えば、酢の味やにおいというものは大人が食べても平気です。
しかし、腐ったモノもすえたにおいを発します。
また、苦みのある食品も大人にとっては食べられるものです。
自然界にある苦みの中には、毒を含むものもあります。
つまり、こういった味は子どもにとって本能的に避ける味覚なのです。
ここに合わせて、過去の経験や味、触感が嫌なことなどが重なり、偏食が生じます。
偏食、食わず嫌いに対する予防法と対応法
偏食を予防するには、以下のような方法がオススメです。
・沢山の食材を経験させる
・楽しい雰囲気の中食事をする
離乳食期からなるべく多くの食材を経験することで、子どもの味覚がどんどん発達していきます。
また、食事を楽しい雰囲気の中でおこなうことで、少し苦かったり、すっぱかったりと好みではない食材があったとしても【楽しさ】とともに味が記録されます。
そうした経験を積み重ねていくと、偏食や食わず嫌いが起こりにくくなるでしょう。
続いて、すでに偏食や食わず嫌いが多い…という方に向けた対処法について解説します。
・無理やり食べさせない
・嫌いなものでも繰り返し食卓に出す。
無理やり食べさせないというのは、嫌いなものを口に無理やり入れて食べさせないと言うことです。
無理やり食べさせることは、子どもに嫌な経験を植えつけることになります。
こうすると、恐怖や嫌悪感が食材に対するイメージとして定着し、ますます偏食が強くなる恐れがあります。
ただ、嫌いなものでも繰り返し食卓に出すことは続けていただきたいです。
たとえ食べなくても、目の前に家族と同じ食事を出しましょう。
どうせ食べないから…と親が決めつけてしまうのではなく、一口でいいので子どもの前にも同じ料理を出し続けるのです。
そして、食べられたときにはしっかり具体的な言葉で褒めて成功体験を後押ししてください。
偏食への対応については、こちらの記事で紹介している内容もぜひ試してみてください。
まとめ
偏食・食わず嫌いの原因と対処法は、原因が食べたことがない恐怖や過去、食べた時の不快な体験などが重なって起きます。
食の土台である離乳食から、楽しい雰囲気で沢山の食材を経験させていきましょう。
嫌いなものを無理やり食べさせるのではなく楽しい雰囲気で繰り返し食べれるような工夫、関わり方をすることが大切です。
生活の中に少しずつでも取り入れていくと、子どもの行動がガラッと変わります。
これからも理性的な子どもに育てるための情報を発信していきます。
フォローして、一緒にラク子育てを実現しましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました