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【WWDC 2024】ついにApple製のAIが登場!Apple Intelligenceを徹底解説

ソウタiPhoneを極めた人

どうもソウタです!

今回は「アップルインテリジェンスを解説」というテーマでiOS18の新機能として話題を集めるAppleのAI、アップルインテリジェンスについて、詳しく解説していきたいと思います。

記事を読んでいるあなたは

  • 「iPhone16買ったけどアップルインテリジェンスの使い方がわからない」
  • 「AIって使いこなすのが難しそう」

このように思っている方が多いのではないでしょうか?

でも、アップルインテリジェンスはそんな疑問や不安にも応えてくれる有能なアシスタントになりますよ。

今までiPhoneの性能が高すぎて使いこなせなかった人はもちろん、iPhoneをフル活用しているけど、さらに生産性を上げて使っていきたい人、そんな幅広いニーズに応えられるのがアップルインテリジェンスです。

子どもから高齢の方までiPhoneやiPadを使うユーザーが誰でも使えて、ユーザーの背景を理解した上でパーソナルな回答を返してくれます。

文章作成をはじめ、画像や絵文字の生成、メッセージの理解など、さまざまな場面であなたのスマホライフをサポートしてくれるでしょう。

ということで、本記事ではアップルインテリジェンスを詳しく解説していきます。

この記事を最後まで読めば、アップルインテリジェンスの機能をしっかりマスターできますので、必ず最後まで読んでみてください。

それではどうぞ!

YouTubeでも解説しています

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①文章の作成・校正・要約

まずは、文章の作成・校正・要約について解説します。

Writing Toolsという作文ツールをiPhoneやiPad全体に組み込み、文章を作成したり、書いた文章の校正を行ったり、送られてきた文章を要約してくれたりなど、文章に関するあらゆるサポートを行ってくれます。

また、多言語の翻訳にも対応しています。

例えば、すでに作成した文章に誤字脱字や文法のミスなどがあれば修正してくれますし、メールを送りたい時に要点だけを書き込んでおくことで、綺麗なメール文面に整えることもしてくれます。

メールを送る相手によって文章のトーンや言い回しなども調整してくれ、受け取った相手に違和感のない自然な文章を作成してくれる点が魅力で、カジュアルな文章やフォーマルな文章といったように相手によって表現を変えられるんですね。

また、送られてきたメールに優先順位を付けて緊急度の高いメールから表示し、さらに長文メールは要点を捉えて重要なポイントだけ簡潔に伝えてくれるので、受信ボックスに来た全てのメールに目を通す必要がなくなります。

自分にとって本当に大切なことだけに時間を使えるようになるわけです。

文章を考えたり、読んだりするのって負荷がかかりますよね。

これらを一手にAIが担ってくれるなんて、これだけでも有能な秘書を雇ったような気分になれるのではないでしょうか。

②画像作成

次に、画像作成について解説します。

アップルインテリジェンスでは、このような画像を作りたいというイメージを伝えることでAIが画像を生成してくれます。

作成した画像はメッセージやメモなど、幅広いアプリで利用できるので、自分の伝えたいイメージを他の人と共有する時やアイデアを画像として記録しておきたい時など、様々なシーンで使えるでしょう。

また、アイデアが固まっていない時にはiPhoneに入っているデータなどから提案もしてくれるんです。

提案されている中からイメージに合うものを選択するだけでオリジナルの画像が作れるんですね。

現在はAIブームで多くの人が業務効率や日常のシーンでAIを活用していますが、望んだ回答を得るには、ユーザー側の指示を工夫する必要があります。

でも、アップルインテリジェンスは過去のアクションなどからユーザーに合わせた提案をしてくれるので、考える手間も省いてくれるんです。

iPhoneは最も使用頻度が高いデバイスなので、ユーザーのことを理解した提案をしてくれることでしょう。

使えば使うほど、よりパーソナライズされたiPhoneに進化していきそうですね。

③絵文字の作成

次に、絵文字の作成について解説します。

Genmoji(ジェンモジ)を使用してオリジナルの絵文字を作ることができるようになります。

現在もiPhone内にたくさんの絵文字がありますが、この絵文字のような雰囲気を保ったまま自分で好きな絵文字を生成できるというのがGenmojiの機能です。

写真を使って作ることもできるので、個人的な絵文字も作れそうですよ。

テキストコミュニケーションがますます自由に楽しくなりそうですね。

④音声の録音・書き起こし・要約

次に、音声の録音・書き起こし・要約について解説します。

メモアプリや電話アプリで音声を録音できるようになることに加え、音声の書き起こしや要約まで行えるようになります。

iPhone純正のメモアプリには音声の録音機能がないので、現在はボイスメモアプリを使用している人が多いのではないでしょうか。

しかし、アップルインテリジェンスではメモアプリがアップデートし、録音ができるようになる上に、その内容を文字に書き起こして要約までしてくれるようになるんです。

この機能があれば議事録を作成する必要がなくなります。

メモアプリで録音をしておくだけで会議の内容を要約してまとめてくれますし、それを共有すれば立派な議事録として機能するでしょう。

また、重要な電話を録音できるようになるのも便利ですよね。

記憶が曖昧な点は後から録音で確認できますし、特に仕事においては契約内容や納期、合意したことなどを記録しておき、いつでも確認しておける状態にすることで通話後に改めてテキストにして共有したり、認識の相違から何度も確認する手間なども省けたりしてトラブルを減らすことに繋がりそうです。

⑤Siriの大幅アップデート

次に、Siriの大幅アップデートについて解説します。

Siriが今まで以上にパワーアップしてiPhoneやiPad内のコンテンツを理解し、複雑なサポートもしてくれるようになるんです。

例えば、友人が引っ越して新しい住所をメッセージで送ってきた場合、Siriに「友人が送ってきた新しい住所を連絡先に追加して」と頼むことができるようになります。

このように異なるアプリ間で情報の移行ができるようになるのがSiriの大幅アップデートと言われている理由で、これまでは「友人が送ってきたメッセージを読み上げて」などのシンプルなアクションしかできなかったんですね。

メッセージアプリに来た友人との予定をカレンダーへ登録したり、子どもの電車の時刻を調べてアラームを設定したりなど、細かいアクションをSiriが代行してやってくれるようになります。

時間がない時でもSiriに声をかけるだけで対応してくれ、抜け漏れなども減らせるようになりそうです。

また、例えば過去に友人からおすすめのコンテンツを紹介されていて、それをふと思い出して再生したいと思った場合、Siriに「Aさんからおすすめされたコンテンツを再生して」と言うだけで様々なアプリからその情報を探して、コンテンツを再生してくれるようにもなります。

自分の記憶が曖昧なことも、Siriに分かっている情報だけを伝えれば曖昧な部分はSiriが補って、望む回答を得られるわけですね。

今まではおすすめされたコンテンツ自体は自分で探す必要がありました。

でも、パワーアップしたSiriがいることでその時間を短縮できるようになります。

優秀なアシスタントがそばにいるような感覚で毎日を過ごせるでしょう。

⑥ChatGPTの統合

最後に、ChatGPTの統合について、解説します。

この発表は非常にインパクトがあり、驚いたという人も多いのではないでしょうか。

Siri自体も非常にパワーアップしていて、デバイス内のコンテンツをもとにユーザーに合った回答を返してくれるのですが、より一般的な情報や専門知識などを取得したい場合にはChatGPTを選択し、ChatGPTからの回答を利用できるようになります。

アップルインテリジェンスに対応するデバイスを使用していればアカウントがなくても無料でChatGPTを使える上に、課金をして使っているユーザーはログインすることで有料版のChatGPTとしての機能をiPhoneやiPadで使えるようになります。

ChatGPTを使用するかどうかはデバイス側が判断するのではなく、ユーザー側が選択できるようになっているところが優れている点で、個人情報や企業情報などはChatGPTに入力すると学習されてしまうので控えたい場合もあるのではないかと思います。

でも、常に自分がどちらのAI機能を用いているかを認識した状態でSiriとChatGPTを使用できるので、より便利で利用シーンに合わせながら活用できそうです。

Appleがユーザーのプライバシーを考慮した上で便利な機能を使いこなせるように

配慮しているところが見受けられますね。

まとめ|AI搭載でiPhoneがもっと便利に!

ここまで記事を読んでいる方は、もう大丈夫です!

アップルインテリジェンスについてバッチリ理解できたはずです。

iPhoneの使い方自体もSiriに聞けば良くなるので、いまいちスマホを使いこなせないと悩んでいた人も安心して使えるようになるでしょう。

iOS18の新機能解説記事でも紹介しましたが、アップルインテリジェンスは現状iPhone15 Pro、iPhone15 Pro Max、M1以降を搭載したiPadとMacに対応し、Siriとデバイスの言語を英語に設定している場合に利用できるようになります。

多言語への対応は2025年以降とのことで日本語は今年対応しませんが、次のモデルを検討する上でアップルインテリジェンスの機能を搭載しているかどうかが決め手になる人も多いと思いますので、どのデバイスで対応するかを把握しておくことが大切ですね。

まずは、日本語対応される日が早く来ることに期待しましょう。

最後に復習をします。

今回は「アップルインテリジェンスを解説」というテーマで、

  • ①文章の作成・校正・要約
  • ②画像生成
  • ③絵文字の作
  • ④音声の録音・書き起こし・要約
  • ⑤Siriの大幅アップデート
  • ⑥ChatGPTの統合

こちらを紹介しました。

ぜひ参考にしてみてください!

iPhoneを極めた人

株式会社S.Line代表取締役社長|24歳|Webフリーランス|こんにちは、ソウタです。元会社員で、現在はブログやYoutubeで発信しています。新卒2ヶ月で会社を退職して、現在はフリーランスとして活動をしています。そんな人生どん底だった僕を救ってくれたのはiPhoneです。iPhoneがあったから、Instagramでの発信・ブログでの発信・YouTubeでの発信で、なんとかここまでやってこれました。だからこそ魅力を本気で伝えていきたい...!過去の僕と似た様な悩み方をしている方や、今よりも少しでも豊かな暮らしを実現するために少しでも解決のきっかけになればいいなと思い情報発信をしていきます。

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