3月1日から、6日まで武蔵小杉駅前で「社会実験」を兼ねたイベントが行われていました。

その名も「KOSUGI Lab. Week」。

「KOSUGI Lab. Week」

コスギ、ラボウィーク？

実験室週間、って感じでしょうか。一体何を実験しているのかな？

「小杉が歩いて楽しい街になるための実験週間」と書いてあるので、駅前を歩行者天国化して、にぎわいを創出することで、どんなことが起きるかをみてみよう、というところでしょうか。

地面の足跡について行ってみると

3月に入ると、駅から区役所へ向かう道にこんな足跡が現れました。

おもわずついて行ってしまうと…

行き先は…

区役所横、保健所前に素敵空間が！

区役所の奥の芝生のスペースに、なにやら楽しそうな空間ができています。

ここは木育ひろばになり、キッチンカーが出ている日もありました。

壁をマスキングテープでデコるの、楽しそうですね！

夜には、なんと映画の上映まで！

今までこのスペースは、実はあまり知られていない穴場だったんですが、これからはこうやって親子連れがたくさん遊びに来る場所になるのかな。

街が少しずつ変わっていくのをみているのは面白いです。

イトーヨーカドー前の通り

こちらは、以前からハンドメイドマルシェなどでも使われる、かなり使い勝手の良い道。

石畳だし、歩行者天国にするのにもっともふさわしいところかな、と思います。

「本箱市」がとにかく良かった

このスペースで行われていた「本箱市」覗いた方はいますか？

これは、家にある本を一冊持ってくれば、こちらにある本と交換してくれるシステムです。

おお！ルポ川崎に、町田康に、手塚治虫なんて、うちの本棚かと思ったw

大人の本が多いけど、もともともは「次代の子どもたちに呼んで欲しい本を」というコンセプトだったときいていたので、わたしは空太郎がお世話になった絵本を2冊寄贈しました。

こちらと、「ねずみのいえさがし」という本です。

どちらも、空太郎が小さい時に、先輩ママにもらった絵本で、ずいぶん親子で楽しませていただきました。

どなたの手に渡ったでしょうか。おなじように、楽しんでもらえるといいなあ。

このあと静岡まで移動だったので、交換分の本は頂かなくてもいいかな、とも思っていましたが、大好きなゴーリーの絵本（しかも問題作のギャシュリークラムw）があったので、こちらをいただいていきました。出してくださった方、ありがとうございます！

スタッフをしていた学生さんが「毎日いろいろな世代の方が来てくれて、それぞれにバラエティーのある本が交換されていくのをみているのが楽しい」と言っていて、本当に素敵なイベントだと感じました。

本が、有機的に街の媒介者になれるこのイベント、ぜひまたやってほしいものだな、と思いました。

武蔵小杉のエリアプラットフォームに今後も期待したいところです！