【八王子市】懐かしさと目新しさに驚かされる!「bakery BAOBABU」で工夫がこらされたパンを
館ヶ丘団地名店街に2022年10月、新たにパン屋さんが加わりました。店名は「bakery BAOBABU(ベーカリーバオバブ)」。生命力が強く長寿だと言われる「バオバブの木」が店名の由来です。
パンの種類は実に豊富。常時30種類以上のパンが、ショーケースに美しく並べられています。
特徴は、昔から知っている懐かしいパンのようで、一口食べるとどれも一工夫されていて、どれを食べても驚かされること。例えば「ゴロ栗パイ」は、一見よくあるマロンデニッシュのようで、やわらかく煮た大きな栗と、パンよりも多いカスタードがみっしり。290円と、「ベーカリーバオバブ」のほかのパンよりは少しお高めですが、食べてみれば納得のボリュームです。砂糖などでこってり甘くするのではなく、自然の甘味を生かしているのも嬉しいポイントです。
左の「ツナサラダドッグ」は、定番のツナマヨに歯ごたえのあるオニオンや黒コショウが加わり、一口ごとに深みのあるおいしさが広がります。うちの子は食わず嫌いや偏食があった時もこの「ツナサラダドッグ」は喜んで食べました(もちろん今でも大ファン)。「バオバブさんに足を向けて寝られない」とよく思ったものです。
こちらの食パンも食べてみると分かる、昔懐かしい味わい。近年よく見かける甘いタイプの食パンではありません。昔からある食事に合わせやすいよう、あえてそうしているのだとか。でも、食べてみるとやわらかさにびっくり!少し時間がたってもやわらかく感じてもらえるように心がけて作っているそう。
館ヶ丘団地名店街は人通りがそれほど多くなく、比較的静かな商店街ですが、この「ベーカリーバオバブ」には次々とお客さんが訪れます。取材中もお客さんがはひっきりなしで、私が「この後撮影しよう」と思っていた「キューブチーズ食パン」が、早々に完売してしまいました。
買った商品を袋詰めするコーナーにも、ちょっとした心づかいが。店主さんと店員さんが優しく接してくれるだけではなく、お店の全てがあたたかな気配りで包まれた空間なのです。
この日私が購入したのは、写真右から、みずみずしいトマトがおいしい「フレッシュトマトとモッツァレラチーズのピザパン」、生地はサクサクでチョコはしっとりの「パン・オ・ショコラ」、ソーセージの絶妙な辛さと玉ねぎの甘さがマッチした「チョリソー」の3種類。どれもおすすめです。
館ヶ丘団地名店街の駐車場が利用できるのもおすすめポイント。「すぐ食べたい!」という人は、お店の前に設置されたベンチを利用することができます。
新商品や焼き立てパンの情報はお店入り口の黒板に。ご来店の際はぜひチェックしてくださいね。
【お店情報】
bakery BAOBABU(ベーカリーバオバブ)
住所…東京都八王子市館町1097−2−5−114 館ヶ丘ショッピングセンター内
営業日…木・金・土・日
営業時間…10:00〜17:00 日曜日は15:30まで
駐車場…あり(館ヶ丘団地名店街の駐車場)
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