【9月多肉仕事】可愛く育てるのが苦手な人多い「朧月」を葉挿しから可愛く育てる方法をご紹介
みなさんこんにちわ♪
小さなお庭で多肉を育てるtanikudayのちかです。
暑さも和らぎ、多肉植物の心配事が1つずつ解消しはじめましたね。夏は暑さで蒸れたり日差しで焦げたり、害虫が発生したり、悩みが絶えなかったですよね。
心配事が減ったので、そろそろ多肉事を色々やりたくなってきました。植替えや仕立て直し、そして「葉挿し」で多肉植物をたくさん増やして行きたいですね。
葉挿しに苦手意識を持っている方も多いようですが、初心者さんや苦手な方でも簡単に増やせる多肉植物といえば「朧月」があります。ほぼ100%の確率が葉挿しが成功します。ただ、朧月って可愛く育つかと聞かれると、即答できないくらい、可愛く育てるのはコツが必要です。
そんな朧月ですが今日は「朧月を可愛く上手に増やすコツ」をご紹介します。私のyoutubeで以前ご紹介して、たくさんの方に視聴して頂いたのですが、今回はこちらでもご紹介しようと思っています。さらに、動画も新しく撮影しなおしましたので後ほど動画でも確認して頂けたら、より理想通りの可愛い朧月を育てられると思いますよ。
【多肉植物】朧月のイメージは?
よく見かける朧月は画像のようなイメージですか?
- 葉が大きく開いている
- 青紫色をしている
- 徒長している
昔から日本に生息する多肉植物ですので、近所の軒先の花壇や雑木林でも見かけることが多いですよね。我が家の朧月はこんな感じで成長しています。
葉が短くむっちりしている・冬にはくすみピンクに紅葉・茎が太く短い
朧月も育て方でここまで可愛く育ちます。その育て方のコツは
- 朧月同士を密集させる
- 根詰まりをさせる
- 水を控えめに
- お日様にたっぷりあてる
この4つの条件が揃うと、あの朧月も可愛く育ってくれますよ。最大のコツは葉挿しの状態から可愛くしておくことです!ここからは、朧月の葉挿しの作り方をご紹介します。
朧月の葉挿しを作る
朧月の親株を準備します。今からの時期園芸店や100円ショップで手に入りやすいですよ。詳く動画で開設しています。youtube動画も合わせてご覧ください。
朧月から葉をとる
枯れていなければ、ほぼ100%の確率が発芽発根します。根元からゆっくりひっぱると成長点が葉へ残ります。水やり後2~3日は葉の水分量が多く取りにくい場合がありますので、数日日にちを置いてからとる事をおススメします。逆にあまりにもシワシワの場合、葉が上手にとれたとしても、発芽発根しない場合があります。
朧月は葉挿しをとる練習になりますので、めげずに頑張ってみましょう!
朧月の葉挿し用の土を用意する
朧月の葉挿し用の土の配合は、日向土・赤玉土・鹿沼土:1に対しバーミキュライト:0.5です。もちろん、お家の配合土を使って頂いても大丈夫です。この時、培養土が入っていないものを選ぶのをおススメします。
朧月は肥料の影響を受けやすいので、冬に可愛く紅葉しない可能性が高くなります。肥料分が多いと、発根し土から栄養を吸えるようになると、一気に伸びてまたカットして仕立て直すことに。肥料分が極限まで少ない土を用意してください。
朧月を土に並べる
浅めの鉢に先ほどの土を入れて葉と葉の間隔を狭くとって並べます。密集させ早く根詰まりさせる作戦です。根が張れないストレスで朧月はギュッと締まり紅葉を始めます。そもそも、紅葉も根詰まりや寒さによる多肉へのストレスを元に始まるので、可哀そうではないので大丈夫です。
朧月の発芽発根を待つ
2週間ほどで発根し成長を始めます。光を求めて一気に成長を始めるので水やりの量と頻度に注意が必要です。他の多肉植物の葉挿しを育てる場合は、親株より水やりの頻度を増やし成長を促しますが、朧月は成長速度が速いため、水やりは極限まで減らします。その代わり親葉から水分を吸収し成長します。
やがて、親葉が枯れ始めたら水やりスタートの合図です。晴れ間が続く日を選び、根元に少量のお水をあげます。1日で乾く量を目安にあげるといいですよ。
可愛く育てたいなら他の多肉植物の水やり頻度の半分で充分です。葉挿しの状態から可愛く育てば、大きくなって仕立て直さずとも可愛い紅葉を楽しむコトができます。
小指ほどの大きさになれば葉挿し卒業です。植え替えたり寄せ植えに使って可愛く締まった朧月を楽しみましょう!
朧月のまとめ
朧月は初心者さんの葉挿しの練習にもなりますし、ある程度多肉歴が長い人の中には朧月に苦手意識を持っている方も多いのでは?この方法なら可愛く育つのでぜひ試してみてくださいね。
秋麗や白牡丹も同様な方法で育てるとより可愛く育ちますので、ぜひ挑戦してみてください。