【大津市】4年ぶりに13基がそろい豪華な「からくり」が堪能できる大津祭に行ってきました
こんにちは、Sariです!今回は、先週8日に行われた大津祭の本祭に行ってきました。
大津駅前に降り立つと、このように出店販売がされていました。
NHK放送局前でも出店が出ていたそうです。
午前中は雨も持ち、大通りに並んだ曳山を写真に収めようとする観衆で賑わっていました。
大津祭は大津駅の近くにある天孫神社の祭礼です。曳山巡行の最初に、天孫神社の御神輿が担がれ大津市街を練り歩きます。男達の大きなかけ声が響き、間近で見ていると感動が沸き起こってきました。
午後からはあいにくの雨模様でしたが、華やかな曳山が巡行し、笛や太鼓、鉦のお囃子が鳴り響いてとても趣がありました。
曳山巡行の途中、20数カ所で立ち止まり、所望(しょうもん)という、からくりが演じられます。
故事や謡曲、能楽を題材にしたもので、人の手で動かされます。
こちらは来年のNHK大河ドラマ「光る君へ」で紫式部が扱われるということで、今年注目の「源氏山」の所望。紫式部が源氏物語を書いたという石山寺の石山をかたどった岩の中から、潮汲み馬、御所車、かさ持ち、木履持ちなどが現れては消えていくというものでした。
その他、13基の曳山それぞれに、ストーリーのあるからくりが見物の、興味深い曳山巡行でした。
当たり前なのですが、からくりも、曳山が動くのも、全て人の手によって行われているということを間近で見ることで実感できて、お祭りの良さを再認識しました。
沢山の人の手によって実現する、昔ながらのお祭という行事の良さをこれからも引き継いでいきたいものです。
来年はお天気でからくりや曳山の懸装品がもっと良く見られることを願います。
[ナカマチ商店街にある大津祭曳山展示館の取材記事はこちら]