【年少と2歳児】上の子が下の子にいじわるをする、突き飛ばす!どう対応したらいい?【相談にお答え】
※こちらの文章は、いただいた相談から一部抜粋しています。
記事にすることについて、相談者からOKをもらっています。
幼稚園ではしっかり頑張れている。
…でもおうちだとやっぱり少し自分を強く出したくなる。
お外では頑張れているお兄ちゃんはとっても頑張り屋さんですね。
今回のようなトラブル時の対処法
今回のようなトラブル時にオススメの対応方法には以下のようなものがあります。
・上の子の気持ちを受け入れる
・下の子に上の子の気持ちを伝える
・上の子と2人の時間をとる
・八つ当たりしたものの気持ちを代弁していってみる
・ママの気持ちをいう
順番に説明していきます。
上の子に状況をきく
喧嘩が起きたり、手を出したときにどんな状況だったのか上の子に確認します。
「作ったやつ、壊れちゃったの?」みたいな感じですね。
場面をママが目撃していた場合もあえてきいてみましょう。
人は言葉にするとき思考する脳を使うので、興奮状態が落ち着いてくる効果もあります。
上の子の気持ちを受け入れる
「壊されて、悲しかったね」
「頑張って作ったのに、いやだったね」
といったように気持ちに寄り添う声掛けをします。
いやだった、悲しかったと気持ちを具体的にすることで、感情を言葉で表現し、コントロールすることにつながっていきます。
下の子に上の子の気持ちを伝える
「お兄ちゃん、頑張って作ったのが壊れちゃって悲しいって」
「○○ちゃんも、壊れたら悲しいよね」
と上の子の気持ちを下の子に代弁して伝えます。
年少さんと2歳児とのことなので繰り返し伝えることで「やってはいけなかったな」となんとなくわかるようになります。
上の子と二人の時間をとる
長男とのことで、ママを独り占めできないさみしさもあることでしょう。
就寝前など、10秒でもいいので向き合って抱きしめましょう。
「毎日頑張っているね」
「ママは○○のこと大好きだよ」
なにもない日でも、子どもと喧嘩した時でも、この習慣だけは続けると、信頼関係が築けていきます。
八つ当たりしているモノの気持ちを代弁する
「お人形さんが、痛いって」
「ブロックが、悲しいって言ってるよ」
こういった声掛けをして、モノ(=自分以外の人)の気持ちに目を向けるきっかけをつくります。
また、「そんなことしたら、○○の手が痛いよ」など、子どもの体を心配する心も言葉にしましょう。
お兄ちゃんなんだから、お姉ちゃんなんだから、は絶対に言わないで!
男の子なんだから、女の子なんだからも同様です。
おにいちゃんやおねえちゃんに生まれてきたのは子ども本人にはどうしようもない、決めようのないことです。
役割を押し付けられた、と感じ、自己肯定感の低下や自分の気持ちを押さえつけること、下のきょうだいたちに対する恨みにもつながるのでこういった言葉かけは避けてください。
生活や声かけの中に少しずつでも取り入れていくと、自分の気持ちも子どもの行動もガラッと変わります。
これからも理性的な子どもに育てるための情報を発信していきます。
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最後まで読んでいただきありがとうございました!