こんにちは！栄養士食堂です。

今が旬の「ズッキーニ」

ズッキーニの形はきゅうりに似ていますが、実はかぼちゃの仲間。

ズッキーニという名前は「小さなかぼちゃ」を意味する通り、β‐カロテン・カリウム・ビタミンC・ビタミンEが豊富に含まれます。

そんな栄養豊富なズッキーニですが、実は加熱するのはNGなんです。

今回は栄養士が「ズッキーニの加熱がNGな理由」を詳しく解説していきたいと思います。

今回の目次

１．ズッキーニの栄養

ズッキーニはカリウムが豊富に含まれています。カリウムは体内の過剰なナトリウムを体外に排出する作用があるので高血圧予防などにもよいとされています。また、ビタミンCやβ‐カロテン、新陳代謝を促して疲労回復を助けるビタミンＢ群も含まれるので夏バテ解消にもおすすめです。

２．ズッキーニの保存方法・選び方

【保存方法】

ズッキーニは冷蔵庫にいれると低温障害を起こし傷みが早くなります。

季節によって保存方法を変えましょう！

＜夏＞

キッチンペーパーに包み、密閉袋にいれて冷蔵庫の野菜室に入れましょう。

ただし、野菜室に入れる場合は低温障害を起こすのでなるべく早めに食べるのが◎

＜夏以外＞

キッチンペーパーで包み、密閉袋に入れたら冷暗所で保存しましょう。

【選び方】

・皮にツヤがあり傷がないもの

・ヘタの切り口が乾燥していないもの

・ヘタが大きすぎないもの

３．ズッキーニの加熱がNGな理由

お待たせしました！「ズッキーニの加熱がNGな理由」を詳しく解説します。

ズッキーニのビタミンＥは油脂に溶けやすい脂溶性ビタミンのため油で炒めればよいと思われがちですが、実は加熱によって約７割もビタミンＥが減ってしまうんです。

ではどのようにズッキーニを食べればよいのでしょうか？

ズッキーニは生で食べられるの！？と驚かれた方も多いと思いますが、生でも美味しく食べることができます。

ズッキーニはオリーブオイルとの相性がいいので、よく洗ったら、薄くスライスしてオリーブオイルと粉チーズをかけて洋風にして食べるのがおすすめです！

ビタミンＥは「若返りのビタミン」とも言われ、老化を防ぐ効果があるとされています。ビタミンEを少しでも多くとるためにはズッキーニは生で食べるのが◎

ぜひお試しください！

４．最後に

いかがだったでしょうか。

ズッキーニは加熱するとビタミンEが約７割も減ってしまうので、生のまま食べるのがおすすめ！

ズッキーニを購入した際はぜひ参考にしてみてくださいね！

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