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東京の有名店で修行し、沖縄で東京の醤油ラーメンを広めた行列店が放つ新感覚まぜそばをテイクアウト実食

にゃいパパおうち/お取り寄せラーメン愛好家

ご麺ください!おうち/お取り寄せラーメン愛好家のにゃいパパです。

人気店のラーメンを食べてみたいけど「遠くて行けない」「行列に並びたくない」「育児中で外食は無理」などのお悩みを持ったことはありませんか?そんな皆さまへお店で作った麺・スープそのままの味を自宅で楽しめる「おうち/お取り寄せラーメン」をご紹介しています。

今回は『拉麺倶楽部 にのくに』より、「お土産まぜそば」をテイクアウト購入して食べてみましたのでご紹介します。

■『拉麺倶楽部 にのくに』とは

東京都葛飾区金町にある人気店。名店『麺処ほん田』などで修行経験を持つ高橋店主が、独立時に当時まだラーメン文化が根付いていなかった沖縄で東京の醤油ラーメンを広めたいと尽力した後の2023年に東京へ凱旋し、醤油ラーメンや昆布水つけ麺を提供する『ramen club トトノエ』を出店。オープン間もなく行列店の仲間入りを果たし、その後に同じ店舗にて二毛作営業の『拉麺倶楽部 にのくに』としてまぜそばの提供をスタートしました。

■開封・調理

冷蔵状態の麺(250g)、タレのラインナップ。こちらは1人前の量で、販売は1セット2人前になっています。タレを10分ほど湯せんし、麺を3分~3分30秒ほどお好みでゆでて盛り付ければ完成。具材は付いていないので、お店のトッピングを参考に自作チャーシュー、刻み小ねぎ、フライドオニオン、ゆで卵、刻み生姜を追加でトッピングします。

こちらが完成品。まぜそばのタレといえば、油っこくて醤油感が強く少量なのが一般的。しかしこちらはさらっとしたスープ状のタイプで、量もつけ麺のつけ汁と同等ぐらいという珍しいタイプ。醤油の香りは強いですが、それに加えて動物・魚介の出汁っぽい『ramen club トトノエ』の看板商品であるラーメンらしい芳醇な香りもあります。

では味のほうはどうなんだいってことで…いざ、実食。

■実食

タレ【あっさり☆☆★☆☆こってり】&麺【細☆☆☆★☆太】

さらっとした食べやすさも演出する出汁感が光りつつ、パンチもしっかり楽しめるラーメンとまぜそばのハイブリッド感。

まずタレについて。比較的オイリー感は控えめで、ラーメンのようにライトなすすり心地で飛び込んでくると、醤油のキレがビシッとほとばしり脳天を突くパンチ力がやってきます。そこから、徐々に動物・魚介などの芳醇な味わいが仲間入りしてきて深みを演出。油っこくないのでこってり系と比べると重くなく、シャープな一面もあって食べやすさが光る印象。まぜそばカテゴリとしてはユニークさを感じるうまさ。

次に麺について。日本一のつけ麺と名高い『中華蕎麦 とみ田』でお馴染み「心の味食品」製の太麺を噛み締めてみると、むっちりでモチモチなパンにも似たソフトな食感。咀嚼を続けることで、とてもふくよかな小麦の風味と甘味が広がり、キレのあるタレの尖りをいい感じに中和して一体化し、完成系の味わいに昇華します。

トッピングは自前なので詳細は割愛しますが、きざみ生姜は個人的にマスト。最後に麺よりタレの比率が高くなり、どうしてもタレのしょっぱさが目立ってしまいますが、生姜がすっきりとまとめてくれます。酢を合わせるのも良さそうです。

■まとめ

『拉麺倶楽部 にのくに』の「お土産まぜそば」とのご対麺はどうでしたか?

その味わいは、まぜそばとしてはユニークなさらりとしたスープ状で、様々な素材の旨味と醤油のキレがほとばしるタレ。むっちりと粘りも感じるソフトなモチモチ食感と豊かな風味の太麺も絶品の、ラーメンとまぜそばのハイブリッド感を味わえる一杯でした。

気になる方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。それでは、ごち麺でした!

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おうち/お取り寄せラーメン愛好家

通販・お取り寄せがメインのラーメン愛好家。育児・コロナ禍の影響でラーメンを目的とした外食から遠のく中、ふとしたキッカケでお取り寄せラーメンと出会い瞬く間に虜になる。同じ境遇の方々を中心にお取り寄せラーメンの魅力を拡げたいと、2021年11月より「にゃいパパHOME麺ブログ」の運営を開始。TBS「熱狂マニアさん!」等、TV・ラジオ出演。お一人でも、お取り寄せラーメンを食べてみたいというキッカケになれますように!

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