【4歳児】子どもがイライラする原因は食事にあった?イライラする子どもになる食事と原因を解説!
毎日毎日、イライラ、グズグズする子に困っています。
「何で?どうしたらいいの?」
と考えていますが、4歳の子ってこんなに反抗的なものなのでしょうか…
とてもストレスです。
偏食もひどいです。
いい方法がないでしょうか。アドバイスお願いします。
ご相談いただきありがとうございます!
毎日子どものイライラ・グズグズに対応していると、疲れてしまうし、困ってしまいますよね…
今回のご相談にある【偏食】ですが、もしかしたらこちらがイライラ・グズグズの原因かもしれません。
実は、子どものイライラ、グズグズに食事が関係している場合があるのです。
今回は、イライラ、グズグズしてまう食事がどんなものか、どうやって対処していけばいいのか解説していきます。
この記事を読めば、偏食がイライラ・グズグズに与える影響と偏食を改善するための方法がわかります。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
子どものイライラ、グズグズに繋がる食生活
子どものイライラ、ぐずぐずにつながる食事には、パターンがあります。
あなたの家では、以下のような食生活をしていないでしょうか。
・糖質だけ・単品だけの食事(パンだけ、麺だけだったり、主食だけの食生活)
・ジュースやチョコ、ジュース等甘いものの取り過ぎ
・カルシウムや亜鉛等のミネラルが不足した食事
糖質のとりすぎとミネラルの不足は、イライラやグズグズの一因となります。
詳しく説明していきますね。
糖質の取りすぎがイライラにつながる理由
ものすごく気分が盛り上がったかと思えば急にやる気がなくなってしまう…
この気分の上がり下がりに関係している可能性が高いのが【血糖値】です。
血糖値が高い:血管への負担が大きい、動脈硬化を進行させる
血糖値が低い:脳に十分なエネルギーがいかず、イライラ、集中力低下、落ち着きがなくなる
血糖値は高くても低くても身体に悪影響を与えます。
健康な人は血糖値のあがりさがりが緩やかです。
血糖値のあがりさがりが急激であると身体に大きな負担をかかってしまいます。
糖質ばかりの食事や、チョコレートやあめといった甘いお菓子、ジュースを毎日とっている場合は食生活を見直しましょう。
カルシウムやミネラルが不足するとイライラ、グズグズする理由
カルシウムやミネラルには、骨や歯の形成や体と脳の細胞の働きをスムーズにするという働きがあります。
しっかりとカルシウムやミネラルを摂取しないと、脳に栄養がいきわたらなくなり集中力・記憶力の低下、感情のコントロールが下手になる、落ち着きがなくなると言った影響がでてきます。
実は、日本人のほとんどが、カルシウム不足・欠乏しているというデータがあります。
日本人の1歳~6歳が摂取できているカルシウムの量は1日あたり392mg(国民健康・栄養調査、2019年、中央値)です。
厚生労働省の日本人の食事摂取基準(2020年版)における推奨量は、以下のようになっています。
1~2歳:415~428mg
3~5歳:532~587mg
6~7歳:538~585mg
この数字をみると、1日あたりに摂取できているカルシウムの量が推奨量にはるかに達していないことがわかります。
さらに、カルシウムはビタミンDと一緒に摂らないとしっかり身体の中で活用できません。
カルシウムとビタミンDがどちらも含まれている理想的な食材として、しらすやちりめんじゃこがあります。
副菜に追加したり、ごはんの上にかけたりして上手に活用していきましょう。
子どもが最近イライラ、グズグズしているなぁと感じられる方は、一度食生活を見直してみてください。
少しずつでも食生活を整えることで、イライラ、グズグズの改善につながっていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。