一つ一つの積み重ね〈一杯の丼に想いを込めた極上の普通〉福岡の人々の日常に寄り添う身近な存在のラーメン
福岡県福岡市早良区次郎丸。大きな通り沿いに濃いブルーの平屋建ての外観がおしゃれなラーメン店がある。周囲は概ね住宅地という街並み。広々とした専用駐車場もあり、ご家族連れやグループでも車で訪れやすい立地にある。
一つ一つのことを丁寧に、一杯一杯の丼に想いを込めて。一日一日を積み重ねてでき上がる「極上の普通」を追求し続ける〈ラーメン ツミキ〉。積み木のように、今日も明日も一つずつ丁寧に積み上げていく。気取らず、気負わず、気軽に。福岡の人々の日常にそっと寄り添うような、そんな身近な存在のお店をめざして2022年に創業した。まだ2年ほどの新しいお店ながら、すでに連日満席の人気店で「豚骨ラーメン」と「醤油ラーメン」の二本柱で展開している。
一風堂ご出身というバックグラウンド
福岡市内近郊には一風堂出身で、独立された方々のお店が豚骨・非豚骨を問わずたくさん存在する。どちらのお店も、味はもちろんのこと接客やサービスに定評がる繁盛店ばかり。〈ラーメン ツミキ〉のご主人も一風堂ご出身。特に一風堂の草創期から関わってきた方は、ほぼ間違いなくラーメンづくりのノウハウを熟知されたエキスパート。〈ラーメン ツミキ〉のご主人もそのノウハウを生かしながら、新たに誕生させた豚骨ラーメンの「ツミキ豚骨」と醤油ラーメンの「ツミキ醤油」という二本柱を開発し展開。特にキラーコンテンツになるツミキ豚骨は豚骨ラーメンの新たな価値観を創造した逸品に仕上がっている。
老舗店のような落ち着きと爽やかな接客
行きたいお店の最上位にありながら平日は車を使う機会がほとんどないため、なかなか行けず。そんなジレンマの中、この日は休日を利用し車で訪問した(お盆休み期間中だったためお店のSNSで開いているのを確認して訪問)。お昼少し前に到着するとすでに店内は満席。外に出て来られたお店の方に、車両番号と人数をお知らせし車の中で待機。先客との入れ替わりも迅速で、ほどなく順番がきて、テキパキと明るく爽やかな接客で店内最奥の円形部分のカウンター席へ案内された。
ツミキ豚骨とツミキ醤油の2つの選択肢
メニューは「ツミキ豚骨」と「ツミキ醤油」の二つの選択肢から、豚骨ラーメンの「ツミキ豚骨の味玉入り」を選択。この日は連れが二人いて、一人は醤油ラーメンの「ツミキ醤油」と鶏胸肉を節状に加工した鶏節入りの「鶏節ごはん」を、もう一人は「ツミキ豚骨」と辛子肉味噌の「スパイス玉」を選択した。
ラーメンを待つこと少々。配膳された一杯は、とてもシンプルな見た目ながら、どっしりとした落ち着きのある、随所にこだわりと丁寧さが伝わる至極のひと品。臭みの一切ないクリーミーな味わいはこれぞ極上の豚骨ラーメンといった仕上がりになっている。
洗練された爽やか且つオールラウンドな美味しさの一杯なので老若男女を問わず(おそらく豚骨が苦手な方も)この美味しさを堪能いただける逸品。合わせるツルッと食感の細麺も喉越しがよく、トロッとした食感の大きめのチャーシューも絶品で、とても美味しくいただきました。
カスタマイズを楽しむセルフトッピング
セメント煮干し、スパイス玉、辛子高菜、メンマ、明太子、キクラゲなどのトッピング類は、店内の中央あたりにある「セルフトッピング」コーナーから自身で選び取ることができ、全品50円という価格設定になっている。また、ビールなどのアルコール類やソフトドリンク各種も同じコーナー内にあるのでセルフで受け取れるようになっている。
これからも5年、10年、20年とつづく「極上の普通」。一つ一つのことを丁寧に積み重ね、地元の人々の日常生活に溶け込みながら、身近な存在として寄り添っていく。そんな魅力的な本物のラーメンをぜひご堪能ください。
※お店のインスタグラムを確認すると8月19日〜22日はお休みのようですね。ご来店機会のある方は事前に店休日などをご確認の上お立ち寄りください。
ラーメン ツミキ
住所 :福岡県福岡市早良区次郎丸3-24-1[地図]
営業時間:11時00分~14時00分
:18時00分~20時00分
定休日 :日曜日(※要確認)
駐車場 :専用駐車場あり
要確認 :ラーメン ツミキ(※インスタグラム)