【宮城県 東松島市】まるで小さな遊園地の雰囲気![ガス&ライフ矢本海浜緑地公園]
2011年以前までは、宮城県東松島市の矢本(やもと)からすぐお隣の鳴瀬川河口付近まで、横に長く伸びる公園、「矢本海浜緑地」の存在があったが、災害を機に市内大曲地区へと移転し2019年5月に内容も新たに生まれ変わった。
開園してから現在(2023年)まで、しばらく時間が経過し途中に'パンデミック'という山場を乗り越えながらも、利用者数も徐々に増えてきていると感じている(筆者の肌感覚)。
2019年の開園当初と比べると2023年現在の園内の様子は、まるで遊園地にも負けず劣らず個性的な遊具の数々に、バーベキュー施設もしっかりと完備。特にお子様がいる方には、おすすめしたい公園の一つだ。改めて、ご紹介して行こう!
公園の前を通る道路は交通量もあまり多くない為、車利用の場合は駐車場にも入りやすく出やすいのもポイント。また、園内には公園事務所が併設されている為、何か不明な点や問題などがあった場合は、すぐに駆けつけることができるのも安心だ。通常、公園というと無人の場合が多いのだが有難い。
駐車場のすぐ目の前(お隣)が公園なのだが、そこから見つめる園内は結構な奥行きがあるように見えるのだ。なので初めて来園する方は、ちょっと驚くかもしれない。
実際に歩いてみると、本当に奥になが〜く伸びているので、行き来するだけでかなり良い運動になる(ちょっとしたリフレッシュとして良さそうだ)。
その為、注意したいのが例えばお子様が走って奥まで行ってしまうと、見失ってしまう可能性もあるので、その際はしっかりと追いかけよう!(がんばろう、お母さんお父さん)
そして、公園内入ってすぐ左側にはバーベキューコーナーがある。黒いの屋根付きの建物内で、バーベキューを楽しめる様になっていて、全部で9棟用意されている。
利用方法は、使用前に公園管理事務所(公園内に併設)で火気使用申請書を提出すれば、皆で憩いのひと時を過ごせるようになっている。予約不要でも空きがあれば当日利用可能だが、推奨されているのは事前予約。予約優先なので「絶対にバーベキューをするぞ!」と決めた場合は、あらかじめ公園事務所宛に電話予約をしておこう!
(※2022年12/1〜2023年3/31まで使用休止中。最新情報は公園公式ホームページをご確認ください。)
さて、園内には遊具の他、いたるところに休憩可能なベンチや、東屋(あずまや)に自動販売機が設置されてある。そして嬉しいのは、駐車場(公園内入り口側)にトイレが1箇所、そして公園内中央にもトイレがあり全部で2箇所あるということ。もし仮に1箇所にしかトイレが無い!となった日には、園内は広いのでトイレのために必死に駆け回ることになる。
あまり見かけない個性的なロッククライミング遊具!よくよくみると、岩の様なデザインの壁に手や足を引っ掛けられるような取っ手(くぼみ)があるのだ。ユニーク遊具としても注目なのだが、一方でこれ自体がアートの様にも見えてくるので、写真好きな大人は撮影するだけでも楽しいかもしれない。
園内の最も奥地は、メイン広場となっていて定番のブランコやシーソー、その他にも近代芸術の様な・・見れば見るほど思わず唸ってしまう遊具たちが勢揃いしている。その雰囲気は、小さな遊園地の様で、おそらく子供達はどの遊具から遊ぼうかと、目移りしてしまうと予想。
まずは怪我のないように、そして皆で仲良く楽しもう!
そして重要なポイント!園内には、やってはいけない禁止行為がちゃんと掲示されている。
これからも公園で楽しく遊びたい場合はこれらを心に留めておこう!基本的には、事故につながりやすい遊びなどはNGということだ。
東松島市の大曲地区に広がる小さな遊園地の様な場所。
遠くに出向き、新しいものを見たり・感じたりすることは、新鮮であり楽しいものだ。
一方、のんびりと過ごせて心からホッと安心できる場所というのは、意外と少ないもの。
そして、それは貴重なものだ。
「矢本海浜緑地公園」は、年月を越えて生まれ変わり、今も尚、地元の貴重な憩いの場としての時間を刻んでいる。
格好いいぞ、矢本海浜緑地公園!
名称:ガス&ライフ矢本海浜緑地公園
住所:宮城県東松島市みそら1-1
休園日:年末年始
開園時間:[4月〜9月] 8:30 - 18:00 、[10月〜3月] 8:30 - 17:00
入場料:無料