整理収納アドバイザーむらさきすいこです。「ミニマリスト」「捨て活」などの言葉をよく聞く昨今。片付けのプロである筆者も、多くの物を手放してシンプルライフを手に入れました。今回はそんな筆者が快適かつ効率的に暮らすためにあえて多く持っている物を3つご紹介します。

１．ハサミ

シンプルに暮らしている筆者ですが、実は家族共有のハサミは6本所有しています。ハサミが置いてある場所は、ダイニングの文房具の引き出し・キッチン・プリンターの横。そしてこの３カ所の他に玄関(宅配物の開梱用)にも置いています。こうすることで、荷物が届いたら玄関ですぐに開梱できます。

また、ウォークインクローゼットにもハサミを置いています。衣類の糸やタグを切るのに便利。

そして、洗面所のシンク下にも花切りハサミをフラワーベースと一緒に収納しています。

２．鏡

鏡といえば、玄関・洗面所・浴室・あるいはリビングルームにあるご家庭が多いのではないでしょうか。筆者宅では各部屋のクローゼット扉の内側に以下の商品を取り付けています。

コンパクトな鏡でもクローゼットに鏡があることで、わざわざ洗面所まで行かずに済むことも。洗面所が混みあう朝の時間帯には特に効果的。メイクをチェックしたりアクセサリーを付けたりする時にも便利です。

また、トイレにも石膏ボード用フックで簡単に取り付けられる鏡を設置しました。お客様には「身だしなみを整えることができて便利。」と好評です。

３．掃除道具

すぐ手に取れるように掃除道具も家の多くの場所に置いています。例えば、ベッドのそばに粘着カーペットクリーナーを設置。起床時にシーツのホコリを取り除きます。

同様にソファの近くにもセット。テレビを観ながら掃除ができます。

また、洗面所にはハンディワイパーを設置しています。外出前に髪の毛やホコリをサッと掃除できて便利。

すぐに手に取れる場所に掃除道具を置いておくことで、億劫な掃除も効率的にこなすことができます。

いかがでしたか？昨今の片付けブームで『捨てる』『手放す』ことにフォーカスされがちですが、あえて多く持つことで暮らしが効率的になることもあります。使う場所に使う物を置くことで無駄な動線が省けますので、ぜひ試してみてください。