【伊勢市】15日正午に神久2の伊勢工業高で「戦没者慰霊と平和祈願の花火」を10発打ち上げ
8月15日「終戦の日」の正午に神久2丁目の伊勢工業高で「戦没者慰霊と平和祈願の花火」が10発、打ち上げられる予定です。
写真は花火を企画した元高校教教諭の橋本理市さん(86)=朝熊町。「肌身で戦争を感じた世代。戦争体験者がいなくなると、同じ過ちを繰り返すのでは―との危機感があり、3年前から始めました」。昨年は朝熊町と粟野町の2カ所で打ち上げましたが、「今年は市内中心部で」と交渉の末、場所を確保しました。筆者の祖父は元軍人。戦後はサラリーマンとして働き、83歳でこの世を去りました。戦争のことは忘れたかったのか、一言も話しませんでした。きっと深い心の傷を負っていたのだと思います。橋本さんの話を聞くうちに、祖父の姿を思い出しました。
15日当日は時報の合図で花火を打ち上げます。「花火の音を聞いたら、その場で10秒でも黙とうしてもらえたらありがたい」と話します。
- 「戦没者慰霊と平和祈願の花火」
- 8月15日正午
- 住所:伊勢市神久2-7-18
- 場所:伊勢工業高