間違ったNGな「柿」の保存方法!正しい保存方法、コツと注意点も元スーパーの店員が解説!
柿の美味しいシーズンになってきましたね。シャキッとした柿、とろっとした柿など同じ品種の柿でも食感の違いを楽しめるのも柿の醍醐味の1つ!
シャキッと派、とろっと派、どちらも柿を美味しく食べるには保存方法が重要です。もし間違った方法で保存すると知らずに傷んでいた!となることもあります。そこで、今回は元スーパーの青果担当だった「ぱるとよ」がNGな保存方法と、正しい保存方法を解説しますね。
間違ったNGな保存方法:ヘタを上にして保存
まず最初に注意することは、柿のヘタを上にして保存すること!実はこれNGな保存方法なんです。スーパーでもヘタを下にして販売していますよね。
柿はヘタを通して呼吸をします。柿のヘタは乾燥すると柔らかくなる性質があると言われています。その結果、好みの熟度で食べる機会を逃してしまうことも!
また、ヘタを上にすることで、柿の先端が打たれて傷んでしまいます。
柿をよく見ると、ヘタの部分は平らでヘタを下にして保存すると柿の重さを分散できますが、一方先端はヘタの部分に比べて平らではありません。
その結果、先端を下にして保存すると、柿の重さが分散されず一部が傷んでしまうこともあります。ヘタは下にして保存してくださいね。
正しい保存方法!
では柿の保存方法はどうしたら良いのか?気になりますよね。早速、長持ちする保存方法をご紹介しますね。
1)お好みの硬さになるまでポリ袋などに入れてヘタを下にして室温で保存。
2)1)でお好みの熟度になって食べきれない時は、冷蔵庫で保存します。そのときには、湿らせたキッチンペーパーをヘタの部分に当てて、ポリ袋などに入れて冷蔵庫で保存します。
これだけで普通に保存するよりも長持ちしますよ。
しかし、せっかく丁寧に保存しても、ハズレの柿を買ってしまったらもったいないですよね。
・ハズレの「柿」を買わない選び方!たった3つのコツを元スーパーの店員が解説!
コツ・注意点
- 2)で使うキッチンペーパーは1〜2日ごとに取り替えてくださいね。湿っているので放置するとカビ・雑菌が発生することがあります。
- 柿の食べ頃のチェックは毎日がオススメです。いつの間にか傷むのを防げますよ。
まとめ
- NGな保存方法:ヘタを上にして保存
- 正しい保存方法:好みの熟度になるまで室温で保存し、それ以降は湿らせたキッチンペーパーをヘタに当てて袋に入れて冷蔵保存
柿を長持ちさせたい方は、ぜひ試してみてくださいね。
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