AirPods Studioの差別化機能になるかもしれないアップルの発明が特許化
当初は「うどん」といった批判もあったが劇的な成功を収めた、アップルのワイヤレス・イヤホンAir Podsですが、今年後半にもファミリー製品としてオーバーヘッド型ヘッドフォンAirPods Studioが市場に投入されるという噂があります(参考記事)。
ワイヤレスのオーバーヘッド型ヘッドフォン製品はもはや珍しくも何ともないので、アップルならではの様々な付加価値機能が提供されるものと思います。上記参考記事でも、耳の左右を自動判別、頭にかけているか首にかけているかを自動判別、モジュール型設計によりイヤーパッドなどを自在に交換可能等が予測されています。
そのようなアップルならではの付加機能の一つとなる可能性がある特許がつい最近に登録されています(公開ではなく登録(権利化)です)。特許番号は、10,721,550号、発明の名称は” Detection of headphone rotation”、登録日は2020年7月21日です。
発明のポイントは、上記予測記事にもあるように、ヘッドフォンのヘッドバンドが頭にかけられている状態か(タイトル画像のように)首にかけられている状態かを自動判別して、それによりタッチセンサーの挙動を変えるというものです。
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