涼しい部屋で15分だけ!片付けのプロがすすめる「真夏の片付け」はこの3つ!
猛暑日が続いていますね。整理収納アドバイザーである私も、この暑さでは残念ながら真夏の大がかりな片付け作業は適していないと言わざるを得ません。
それでも、真夏だからこそチェックして欲しい箇所があります。今回は、涼しい部屋でできるおすすめの「真夏の片付け」を3つご紹介します。
1.食材
連日の厳しい暑さで食欲が落ちている人がいるかもしれません。かくいう筆者も素麵や冷やし中華など、暑い時でも食べやすい食材を選びがち。そこで気を付けてほしいのが、ストックしている食品です。真夏にはスーパーで食べやすい食材を手に入れることが多くなり、それにより食品ストックの消費が減っていませんか?特にエアコンの効かない独立したパントリーや納戸は要注意。室温が上がり、賞味期限の過ぎた食材の劣化が進みやすくなります。涼しい部屋で食材の賞味期限・消費期限をチェックしてみてください。
早く消費した方がよい食材が見つかったら、目につく場所に移動して使いきれるようにしましょう。
2.紙類
古い紙や紙袋は「チャタテムシ」などの害虫の餌になりやすいです。高温多湿を好む害虫は、夏~秋にかけて発生しやすいのが特徴。人に害を加えることは無くても、大量発生すると食品の中にも侵入するリスクがあります。
特に気を付けたいのがダンボール。「いつか使うかもしれない」と取り置いているダンボールは害虫の格好の餌になってしまいます。ダンボールは構造上、卵を産みつけやすく、害虫にとって絶好の隠れ家となります。
納戸や玄関に長期間置いているダンボールはありませんか?害虫が増える夏こそ、ぜひチェックをしてみてください。
3.ゴミ箱
生ゴミやプラスチックゴミなど、キッチン周りにゴミ箱があり、なおかつ収集日が決められているゴミには日常的に気を配っている人が多いのではないでしょうか。意外と見落とされがちなのが、子ども部屋やワークルームなどの家族のプライベートゾーンにあるゴミ箱。プライベートな部屋のゴミ処理は家族任せになっている家庭もあるかもしれません。筆者宅にも大学生の子どもがいますが、気づくとゴミ箱が山盛りに…という事態になることもしばしば。長時間放置すると、臭いの原因にもなるだけでなく、不快な虫の発生も引き起こします。夏季は特に最低でも1週間に1度はプライベートゾーンのゴミ箱もスッキリと空にするよう心掛けることをおすすめします。
いかがでしたか?
今回は涼しい部屋でできる「真夏の片付け」3つをお伝えしました。
大がかりな片付けは難しくても、ご紹介したものなら15分あれば手早くできる内容です。無理せず、できる範囲で試してみてください。
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