女優デビュー1年目の林芽亜里が初めて知った恋愛感情とキス。10年越しで初対面の夫に離婚宣言した令嬢に
「non-no」の最年少モデルから、今年1月に『先生さようなら』のヒロインで女優デビューした林芽亜里。先生に恋をする女子高生役でのピュアさ溢れる演技が目を引いた。現在は『初めましてこんにちは、離婚してください』に旧家の令嬢役でW主演している。16歳で政略結婚して以来、10年間会ったこともなかった冷徹なIT社長の夫に離婚宣言をしながら、そこから恋が始まるラブストーリー。実年齢より遥かに上の26歳の役でも、純真な輝きは際立っている。
服から大人っぽくして顔見せに行きました
――高校を卒業してから始めたことはありますか?
林 今までやってこなかったことに挑戦しようと、ダンスを始めました。勝手に苦手だと思っていて、運動音痴だからヘタですけど、とにかく動いてみようと。
――直に仕事で必要だったわけではなく?
林 そうではないですけど、いずれお仕事にも繋がればいいなと思っています。ジャンル的にはジャズダンスで、大きい動きが多いんですね。私は演技の中で動きを付けるのが苦手なので、その部分でダンスが役立つ気がします。
――『初めましてこんにちは、離婚してください』で演じている結城莉央は26歳の設定で、撮影時には18歳だった芽亜里さんにハードルは高く感じました?
林 大きな挑戦でした。役が決まる前に、監督さんたちに顔見せに行ったときから、服を大人っぽく寄せたんです。黒のワンピースにジャケットを羽織ってロングスカート。髪もちょっと巻いて、演技も26歳になり切ってやりました。
――莉央役に選ばれる手応えはあったんですか?
林 あまりなくて、「もうちょっとできた」という悔しさのほうがありました。だから、「よろしくお願いします」と連絡をいただいたときはビックリしました。『先生さようなら』のときと同じで、最初は嬉しかったんですけど、だんだん現実感が出てくると、26歳の役をできるのか不安になってきて。しかもW主演なのでプレッシャーもあって、いろいろな感情が混ざっていました。
子どもっぽいところとバランスを考えて
――撮影に入ってから、26歳という部分で意識したことはありますか?
林 クランクインの前に、リハーサルでほぼ全シーンをまとめてやって、監督と意見を交換しました。莉央ちゃんは大人だけど子どもっぽい面もあるから、そのバランスが難しかったです。喜怒哀楽が大きくて感情を全面的に出すので、怒るお芝居でもガツンと言うのか、ちょっと落ち着きめにするのか。台詞のテンポや声の大きさは常に考えていました。
――外見的なことでは?
林 普段の莉央ちゃんは髪をまとめていることが多くて、どうすれば大人っぽく見えるか、監督やメイクさんとお話ししました。一本結びで下ろすより全部まとめたり、髪型や服装から26歳になり切る面はありました。
前に共演した北香那さんからアドバイスを
――イン前に自分で準備でしていたことも?
林 台本は今までで一番と言ってもいいくらい、読み込みました。常に台本と一緒に生活していた感じです。18歳と26歳では経験値が違うので、読みながら悩みに悩んで、自分では解決できないなと。それで『先生さようなら』でご一緒した北香那さんにメッセージを送って、アドバイスをいただきました。
――『先生さようなら』では、北さんとは別の時間軸の役でしたが。
林 一緒のシーンはなかったんですけど、現在と過去の撮影が被ったとき、休憩中にいろいろなお話を聞かせていただいたんです。今回も26歳のことだけでなく、演技についていろいろ教えてくださって、すごくありがたかったです。
――実力派の北さんからどんなアドバイスがあったんですか?
林 視聴者の方にとって聞き心地のいい台詞の言い方を、研究していくといいと教わりました。台詞ごとに強弱の付け方やどこを落としたらいいかまで、指導していただいて。
――単純な声質のことではなくて。
林 表現の仕方ですね。焦って台詞を言おうとしないで、自分の気持ちがちゃんと入って言いたくなったら言う、というお話もありました。
人の影響を受けて成長するのが重なりました
――年齢は別にして、周りから「ものすごい美人」と言われる役は芽亜里さんにピッタリかと。劇中で莉央は、夫である高嶺正智(犬飼貴丈)の他にも、いろいろな男性から想いを寄せられていきますね。
林 あざとい感じの女の子ではないですけど、素直に感情をみんなに伝えて、みんなが幸せに生きてほしいと願っていて。私もそんな莉央ちゃんを好きになりました。
――男性たちもそうやって惹かれていったと?
林 そうなのかなと思います。莉央ちゃんのほうも、いろいろな人の影響を受けながら、どんどん成長していて。私も撮影期間で初めて経験することがたくさんあったので、そこは莉央ちゃんと重なっていました。
――初登場のシーンは着物でした。
林 クランクインもそのシーンからでした。私はジョイフル恵利さんのイメージキャラクターをやらせていただいていて、着物は慣れていますけど、気持ちがビシッとします。着付けをしている間にスタイリストさんやメイクさんとコミュニケーションを取れて、その時間もあって良かったです。
芯が通っていて自分を崩さないのが素敵です
――他に、莉央のキャラクターとして考えたことはありますか?
林 親の介護とか大変な経験をしてきて、政略結婚をさせられてお金だけ送ってもらうという、すごく複雑な過去を持っています。大人だけど世間知らずで、そのせいなのか真っすぐだと思います。ふわふわしたお嬢さまな部分もありますけど、芯が通っているから、言われたことを吸収しても、自分の意見は崩さないのが素敵です。
――お嬢さまっぽさにも気を配って演じてますか?
林 オホホホ……みたいなお嬢さまではなくて(笑)、世間知らずという意味では、18歳の私を入れたりもしました。
――芽亜里さんはスマホを使えないほど、世間知らずではないですよね(笑)。
林 スマホはいちおう使えます(笑)。でも、東京にお仕事で来るようになった頃は、地図を調べても「私はどこにいるんだ?」みたいな経験はしました。その頃の自分と繋がっているところはあります。
身振り手振りを思い切り大きく
――芽亜里さんにも育ちの良さは感じます。
林 いえいえ、全然。普段怒ったりもしますけど、ラブストーリーの中で怒る経験はなかったので、リハーサルのときに監督にたくさん教えていただきました。
――高嶺を突き飛ばしたりもしてました。
林 突き飛ばしたり逃げたり、いっぱいしています(笑)。抱きかかえられたりもして、身振り手振りを大きくすることを意識しました。背中をボーンと押して拒否とか経験なくて、リハーサルではちょっと遠慮してしまいましたけど、本番では思い切りやるしかないなと。撮影が進むにつれて、高嶺と莉央の関係ができてきて、やりやすくなってきました。
――涙が溢れるシーンもあります。
林 本当に喜怒哀楽が激しい女の子なので。監督に言っていただいたのが、涙はわかりやすい悲しみの表現だけど、他にもある方法のひとつだと。感情的には莉央ちゃんに寄り添えた感覚はありました。
離婚届を叩きつける練習を何回もしました
――原作のマンガは元から知っていたんですか?
林 お話をいただいてから読みました。『初めましてこんにちは、離婚してください』って、どんなタイトルやねん! と一瞬思いましたけど(笑)、このタイトルだからこそ中身が気になって。初めましてで離婚したら、どう展開していくんだろうとワクワクして、どんどん読み進めていました。
――1話ではタイトル通り、高嶺に「離婚してくださる?」と言ってました。
林 離婚届を見るのも初めてで、札束の上に叩きつけたこともなくて(笑)、家で他の紙でバンバンと練習してました。どうすればカッコ良く、高嶺さんを怯えさせるような振る舞いになるか、何回もやってみて。役でも結婚したことはなかったのに、先に離婚を言い出すことになりました(笑)。
――本番はスムーズにいったんですか?
林 何回かやりました。最初は緊張してしまって、一発目は「表情が硬い」と監督に言われました。でも、そこからどんどん力を込めてやっていけました。
――あそこは莉央も頑張って言ってたようですね。
林 そうなんです。そこも加減が難しかったです。心の中に怯えはありつつ、弱気なところは出さない。強気1本で行って、ホテルに戻ったらヘナヘナとなりました。そこには幼なじみの羽澄がいたこともあって、それぞれの男性に見せる莉央の違った顔にも注目してもらえたら。
ダイレクトに伝えてくれるのは嬉しいです
――16歳のときに政略結婚をしたきり、金を送ってくるだけだった高嶺に対して、莉央の許せなかった気持ちはわかりますか?
林 現実では考えられない状況ですけど、お金を送られていたのが難しい問題ですね。離婚届を叩きつけたときも、助けてもらったという気持ちはありつつ、10年間放っておかれてイヤなものはイヤ。その感情は理解できましたし、私でも絶対そうしてます。
――でも、莉央は高嶺にだんだん惹かれていって。
林 最初は「10年間イヤな思いをさせられてきた男を好きになるものか」と思っていたんですけど、どんどん高嶺さんのペースに飲み込まれていきます。2人がいい感じになっていく過程はマンガでも面白くて、そこをうまく出せるように試行錯誤しました。
――高嶺を好きになる気持ちも、またわかりました?
林 高嶺さんも真っすぐで「好きだ」とダイレクトに伝えてくれるので。莉央ちゃんはそういう経験がなくて、すごく新鮮だったでしょうね。
――「毎日毎晩、愛してると言い続ける」なんて言われたら、女子として嬉しいものですか?
林 私ならすごく嬉しいです(笑)。告白はストレートに言ってくれるのが理想なので。
好きな気持ちが今は何%か理解して
――恋愛ドラマならではのシーンも、どんどん出てきますね。
林 最初は高嶺さんが莉央ちゃんを一方的に好きだったのが、お互いの距離が近付いていって。今回、台本を肌身離さなかったのは、莉央ちゃんの高嶺さんを好きな気持ちが0から100まで行く間で、何話では10%、何話では60%とか、ちゃんと理解したうえで現場に入りたかったんです。
――必ずしも順撮りではなかったでしょうから。
林 だから、このシーンの前に莉央ちゃんは何を経験して、今は何%の気持ちとか、台本を読み込んでちゃんと出せるようにしました。
――それにしても、40%と60%でどう違うとか、難しいところだったのでは?
林 そうなんです。私の基準としては、50%を超えたら好意的な面が出てくるのかなと。30%のときには、大元の気持ち的には嫌いだけど、ちょっとやさしいところがあるかもしれない、みたいな。小さな想いがちょっとずつ集まって、100%になっていったのかなと思います。
自分のドキドキ感で演じられました
――莉央は26歳ながら、恋愛に関しては初心者です。
林 何も経験がない純粋な女の子が、高嶺さんによって成長させてもらう感じでした。
――そういう点では入りやすい役でもありました?
林 そうですね。それこそ初めてのキスシーンも、私的にもそうだったので、莉央ちゃんを演じていながら、自分の感情で行くことができました。ドキドキ感とか、ちょっとワクワクしたり「エッ!?」となったり、いろいろな気持ちが混ざるのを私も初めて感じました。
――撮る前は緊張もしました?
林 めちゃめちゃしました。その回の監督が女性の方で、モニターに緊張した私の表情が映っていたらしくて。わざわざこっちまで来て、手を握り締めて「大丈夫だよ」と声を掛けてくださいました。それでちょっと安心できたんです。そういうシーンは、高嶺さんに身を全部投げる感じでやらせていただきました。
――テレはなかったですか?
林 あまり鮮明に覚えてないんです。テレもあったと思いますけど、カットが掛かった、無事に終わったと、ホッとした気持ちのほうが大きかったかもしれません。その日は朝から1話を撮って、8話を撮って……というスケジュールで、このシーンではどういう感情なのかと、すごく頭を使う1日だったんです。その分、前に撮ったことは頭から抜いて、シーンごとに集中できたかなと思います。
「絵を習え」というお告げなのかと
――今回も『先生さようなら』、『年下彼氏2』に続いて、絵を描く役になりました。
林 私に「絵を習え」というお告げなのかなと思います(笑)。今回も日本画の先生に教えていただく機会があって、所作だけでなく、どんな気持ちで絵を描かれているかもお聞きできました。
――日本画家の方はどんな気持ちで描いていると?
林 自分は最上級にうまいと思うのと、絵だけに集中して何も考えないそうです。日本画はものだけを描くわけでなく、自分の想像を付け足していく。そのときは一心不乱に筆を動かすということで、絵を描くシーンではそれを意識しました。
――劇中の絵はプロが描いたものですよね。
林 現場で描いていただいて、私が線を一本入れて完成させるシーンがあったんですけど、その一本を描くのすら手が震えました。莉央はずっと絵を描いてきてプロ並みなので、初心者感は出さず、顔つきも大切にしました。
――絵筆の持ち方とか、本物っぽく見せるポイントもあるんですか?
林 当たり前ですが、自分が落書きのような絵を描くときとは、鉛筆の持ち方も違っていました。段階にもよるらしくて、細かいところを描くときは変えたり。今はここを描いてるからこう、と作っていって、私は心配性なので、先生に何度も「これで合ってますか?」と聞きました。
――自分で完成させた絵もあるんですか?
林 莉央ちゃんがお花を描くシーンがあって、私もちょうど家でチューリップが花瓶にあったから、描いてみました。
真夏の暑い撮影は気合いで乗り切りました
――他に、撮影で特に印象に残っていることはありますか?
林 私は夏のドラマの撮影は初めてだったんです。しかも、カーディガンや袖がある服だったので、小道具のカバンの中に扇風機をしまっておきました。カットが掛かったらすぐ出したり、氷のうをメイクさんに当ててもらいながら撮っていました。
――今年の夏の暑さは異常でしたからね。
林 昔ながらの民家で着物のシーンがあって、冷房もないうえに風通しもあまり良くなくて、人の密度も多くて。真夏の南国でお布団3枚重ねたくらいの感覚で、そのときは「私の記憶はどこに行った?」みたいな(笑)。
――モデルの仕事でも、真夏に冬服でのロケ撮影はありますよね?
林 モデルのときは休憩中は全部脱いで、涼しいところにいられるんです。でも、着物はずっと着てないといけないし、動いて撮ることも結構あるので、よりハードでした。ドラマの大変さを知って、スタッフさんたちもみんな同じだと思いながら、暑さと戦っていました。
――汗はかくタイプですか?
林 滝のような汗をかきました(笑)。絶対暑くなるのはわかっていたので、事前に「女優 汗 どうしてる?」って検索したんです。でも、結局は気合いで乗り切りました(笑)。
嫌いだったのが好きになる流れを感じられて
――撮影期間中は現場を離れても莉央モードだった感じですか?
林 現場では休憩はごはんのときくらいだったので、いつも莉央ちゃんでいる感覚は、今思えばあったかもしれません。家に帰っても莉央ちゃんでいたわけではないですけど、常にドラマのことは考えていました。そういう意味では、ずっと莉央ちゃんと一緒に生活していた感じです。
――W主演で連続ドラマを1本撮って、どんな成果がありました?
林 1日が3日分くらいの感じでスパスパ撮っていって、毎日が濃くて学びも多くて忘れられません。できなくて悔しかったことも多々ありましたけど、それ以上に、これほどいろいろな感情になったのは初めてでした。莉央ちゃんから教えてもらった感情もたくさんあって、今後にも繋げられると思います。
――前回の取材でも「ドラマに出て感情の動きが大きくなった」とのお話でしたが、さらにですか?
林 お話もすごく面白くて、しかも莉央ちゃんの感情がわかりやすかったので。嫌いだった高嶺さんをどんどん好きになっていく流れを、撮影している中で自分で感じることができました。
――もともとは感情の起伏が大きいほうではなくて?
林 大きいのは喜怒哀楽の喜くらいでした(笑)。喜ぶときはすごく喜んで、他の感情はあまり表に出さなかったかもしれません。それを今後いっぱい出していこうと思いました。
ワンパンや時短料理を作ってます
――『はじりこ』の莉央の周りの男性キャラクターで、芽亜里さん的にいいなと思うのは誰ですか?
林 私は幼なじみに憧れがあるので、羽澄さんですね。小さい頃からずっと一緒にいて、何でも話せて心を許せる。一緒にいやすいかなと思います。莉央ちゃんを助けるために自分のことを下僕と言っちゃうくらいで、親身になってくれるのはすごく素敵です。
――莉央は料理上手ですが、芽亜里さんはどうですか?
林 私も料理は結構好きなので、そういうシーンは楽しかったです。しかも、莉央ちゃんが作ったごはんはおいしそうなんです(笑)。いい匂いを感じながらの撮影で、幸せな気持ちになっていました。
――芽亜里さんはどんなものを作るんですか?
林 凝ったメニューというより、ワンパンでできるものや時短料理です。居酒屋さんにあるようなものだったり。最近だと、長芋があったのですり下ろして、出汁や玉子と混ぜて、スフレっぽい焼き長芋みたいなものを作りました。温めるとフワフワになります。
――どう身に付けたんですか?
林 コロナ禍ですることがなかったとき、モデルのお仕事をさせていただいていたので、体型管理のために自分でちゃんとした食生活をしようと。そこで料理が好きになりました。
ベタなシチュエーションに憧れます
――12月の行事ごとは盛り上がりますか?
林 クリスマスは毎年家族と過ごしています。昔はおばあちゃんの家に行って、ケーキやごちそうを食べていました。友だちとイルミネーションを見に行ったりもしますけど、莉央ちゃんは高嶺さんと行くのかな(笑)。いつか私もそんなクリスマスを過ごせたらいいな、と思ったりもします。
――恋人との理想のクリスマスの過ごし方もありますか?
林 おしゃれなレストランで食事もアリですけど、後ろにクリスマスツリーやイルミネーションがあるベンチに座って、「寒いね」なんて言いながらココアを飲んだりしたいです(笑)。ベタな恋愛ドラマみたいなシチュエーションに憧れます。
――『はじりこ』の結末も気になります。
林 私も観るのが楽しみでワクワクしています。今年は1月に『先生さようなら』から始まって、『はじりこ』で締め括れて、すごくありがたいし嬉しいです。ドラマに始まりドラマで終わるのは今までの私になかったことで、一歩進めた1年でした。来年はより忙しくしたいです。
――目指していることもありますか?
林 今回は女の子らしい役だったので、全然違う役にも挑戦できたら。26歳の役をやったことで自信になりました。またいろいろ広げていきたいです。
Profile
林芽亜里(はやし・めあり)
2005年11月5日生まれ、石川県出身。2016年に「ニコ☆プチ」でモデルデビュー。2019年6月より「nicola」、2022年11月より「non-no」で専属モデル。2024年1月にドラマ『先生さようなら』で女優デビュー。『初めましてこんにちは、離婚してください』(MBSほか)に出演中。
ドラマ特区『初めましてこんにちは、離婚してください』
MBS・木曜24:59~ほか 公式HP