【激レア黒×銀】#35 トヨタ スプリンタートレノ(AE86)「型にハマらず」クリエイターの反骨精神
初の愛車にハチロクトレノ 「かっこよすぎない」が条件
千葉県の大学職員で写真家としても活動するセイケさんの愛車は、AE86型トヨタ・スプリンター・トレノ。
いわゆる「ハチロク」と呼ばれるクルマです。
それまで専らバイクに乗っていたという彼は、29歳にして初の愛車にこのトレノを選んだのだとか。
どんな景色にでも馴染み、かつ自分が乗っていても似合う、少し渋くてカッコ良すぎないクルマという条件を叶えてくれたのがこのクルマだと語ります。
2年かけて探し出し お値段なんと450万円
漫画「頭文字D」の影響でこのクルマを知り、黒銀ツートンを決め打ちで2年ほどかけて探し出したのだとか。
埼玉県のハチロク専門店で見つけたこの個体、走行距離33万kmながらお値段なんと450万円とのこと。
購入後に黄色のフォグランプを追加したほか、テールランプをあえて前期型のものに交換したといいます。
お気に入りのポイントは小さくて可愛く小回りが効くところ、それにこの時代のクルマならではのリトラクタブルヘッドライトです。
心地よいサウンド 一生乗り続けたい
走り出してみると心地の良いアイポイントの低さと、うるさすぎず心地よいエンジン音が印象的です。
土日の撮影や遊び、それに平日もたまに通勤で使うなど、週に2,3回は乗っているのだとか。
特に年上の同僚の方々からの評判は上々で、懐かしいなといった声がよく聞かれるといいます。
40年前のクルマでありながら大きな故障はなく、維持費の負担も少ないとのこと。
このクルマを人生最初で最後の愛車にしたいと語る、漢気あふれるセイケさんでした。