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出掛ける前からジャズ気分:Trinite Live@渋谷・公園通りクラシックス

富澤えいち音楽ライター/ジャズ評論家

●公演概要

8月8日(金) 開場 19:00/開演 19:30

会場:公園通りクラシックス(渋谷)

出演:Trinite(トリニテ):shezoo(ピアノ)、壷井彰久(ヴァイオリン)、小森慶子(クラリネット)、小林武文(パーカッション)

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Trinite Live 2014/8/8

作編曲・ピアノのShezooシズを中心に壷井彰久(vl),小森慶子(cl),小林武文(per)という猛者が集ったアコースティック・カルテット。斬新かつノスタルジックなメロディーと、卓越したプレイヤーが醸し出す豊かな世界感を持ち、テーマごとに作られた作品群を組曲として発表している。

2012 年、ファーストアルバム「prayer」をリリース。2013 年から国内ツアーを開始する。

組曲「prayer」

2001年9月11日の同時多発テロから1ヶ月後、横浜ジャズプロムナードで第1章「prayer」を初演。その祈りは決して宗教的な意味ではない。

人間は弱い存在である。先の見えないことに対して誰もが不安を抱く。自ら犯した過ちに恐れる。愛するもののため、その日の無事を願う。

そして人は祈る。日々の何気ない行為として、生きている証として人は祈り続ける。

組曲は今後、第2章「月の歴史」、第3章「神々の骨」へと展開する。

引用:profile|Trinite Official Site

Trinite
Trinite

ますます独自の世界観を深めていくトリニテ。

構築してきた架空の世界は音が消えるとともに実態をなくし、人々の心にとどまった残像からまた新たな世界を築き直していくという、不思議なリフレインへ誘ってくれるのがトリニテのサウンド。

夏の夜のひととき、どんな幻想を聴く者の脳裏に描いてくれるのか、楽しみです。

♪White Moon/Trinite

では、行ってきます!

音楽ライター/ジャズ評論家

東京生まれ。学生時代に専門誌「ジャズライフ」などでライター活動を開始、ミュージシャンのインタビューやライヴ取材に明け暮れる。専門誌以外にもファッション誌や一般情報誌のジャズ企画で構成や執筆を担当するなど、トレンドとしてのジャズの紹介や分析にも数多く関わる。2004年『ジャズを読む事典』(NHK出版生活人新書)、2012年『頑張らないジャズの聴き方』(ヤマハミュージックメディア)、を上梓。2012年からYahoo!ニュース個人のオーサーとして記事を提供中。2022年文庫版『ジャズの聴き方を見つける本』(ヤマハミュージックHD)。

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