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【河内長野市】紅葉鑑賞まだ間に合います!美加の台興禅寺、居並ぶ羅漢も思わずほっこりの美しさ

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

イチョウはともかく、モミジの紅葉については今年はとても遅かったように思います。

11月下旬の滝畑。モミジがまだ赤く染まりきっていない
11月下旬の滝畑。モミジがまだ赤く染まりきっていない

河内長野各地では、11月下旬の時点では色づき加減がまだまだだったのです。

モミジ以外も色づいています
モミジ以外も色づいています

ここにきて、師走・12月に入ってから、ようやくモミジの紅葉が見ごろとなりました。

12月に入り、師走の遅い紅葉を楽しもうとどこにしようか迷いましたが、今回は美加の台にある興禅寺(厳密には美加の台が造成される前から存在している寺院)のモミジを見ることにしました。

これは興禅寺に向かう手前、南側から霊園につながる道の途中で見つけたモミジです。

このように12月に入ってようやくモミジ狩りが楽しめるようになったのですね。

霊園から見下ろすように興禅寺が見えます。そして寺の背後の木が赤く染まっていました。

霊園と寺の境内の境目のあたり、六地蔵があります。地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上の六道(りくどう)に迷って苦しむ、人を含めたあらゆる生き物(衆生)を救済する地蔵菩薩です。

両端で犬が座るところを持っているように見えるベンチがありました。

境内の中には有名な蓮池があり、その池を囲むようにたくさんの羅漢像が並んでいます。

羅漢像の後ろの蓮は、もう枯れています。背後に寺院の建物があり、その後ろに色づいたモミジが見えます。

羅漢像がずらりと並んでいます。羅漢の正式名称は阿羅漢(あらかん)というそうで、調べると仏教で悟りを開いた高僧とのこと。

悟りを開いた羅漢たちも、色づいたモミジを前にほっこりしているような気すらしました。モミジの中に建つ白い仏像も気になりますね。ちなみに正面に見えるのは収蔵庫と呼ばれるもので、中には国の重要文化財である木造阿弥陀如来坐像が鎮座(外部リンク)しています。

寺の本堂です。興禅寺は河内長野市内では唯一の曹洞宗の禅寺です。

本堂を過ぎると、紅く染まっている紅葉の前に出ました。

この階段から興禅寺の境内でいちばん高いところに行けるので、上がってみました。

この辺りが最もモミジが赤く色づいて、とてもきれいなスポットです。

以前歩いた時は、上りがきついことばかり考えていましたが、美しい紅葉を見ながらだと気持ちがそちらに行くのか、あまり苦にならずに上がれました。

紅葉に目が行きがちですが、通りには十大弟子と呼ばれる像があります。

と言いつつも紅葉を見ながら上がっていきました。

いちばん上にある立像のところまで来ました。

いちばん上、立像の前です。

そしてそこからは絶景が見渡せますが、この日は色づいた紅葉も見られました。

見下ろすといろんな色に染まったモミジが見えます。

モミジを見ながら降りてきました。

というわけで下まで降りてきました。さて、看板にもありますようにあくまで寺院なので参拝以外の理由で入ること、ワンの散歩での入山は控えましょう。もちろん私も途中で拝観させていただきました。

師走の遅い紅葉となりましたが、きれいに色づいていました。興禅寺の場合、羅漢像やいろんな像があるので、像の背景に紅葉を撮影しても楽しいですね。

興禅寺

住所:大阪府河内長野市美加の台1丁目25-1

アクセス:南海美加の台駅からバス 上之山神社前バス停下車徒歩10分

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奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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