【京都市中京区】うな重&ひつまぶしを一度に! 味、雰囲気、接客、すべてスキなし!!「京うな和 本店」
小さなころ「土用の丑」を「土曜の牛」だと思ってませんでした? 私はそう思ってました。「土曜じゃない、しかも牛なのにうなぎ??」といたいけな少年の心は千々に乱れつつ、「でもうなぎがおいしいからなんでもいい!」という思いに至りました。そんな過去を持つ私がこの度京都のど真ん中でおいしい&雰囲気いい&接客も抜群のうなぎ店を見つけましたのでご紹介いたします。土用の丑の日は大混雑必至なので、少し前にお邪魔しましたよ。
四条烏丸から東へ少し、堺町通りを北へ上がってすぐ東側にあるのが「京うな和 本店」さん。この店構えから「おいしいうなぎ、ありますよ」とバリトンボイスで囁いてくるかのような雰囲気。
石畳を進んでいくと入り口に到着です。なんか敷居が高そうですが、ちゃんとリサーチ済みなので、必要以上にビビらずお邪魔しまんにゃわ〜。
案内していただいたのはテーブル席。実は満席で30分ほど時間をずらしての来店だったのですが、そのときにはスタッフの方が「カウンター席も今いっぱいでして……」と言っておられたので、カウンター席もあり、さらにネット情報によると個室も完備しているそうです。
メニュー表、いってみましょう。まずうなぎとひつまぶしの美味しい召し上がり方からスタート。続いて「まぶし」「重」です。ちなみに「まぶし」は「小さめひつまぶし」3,300円〜、「重」は「うな重」3,960円〜となっております。
続いて一品料理など。うざくやうまきなどがあるのはもちろん、お刺身や天ぷら盛り合わせなども用意されているのがいい感じ。予約で懐席もあるんですね。おお〜さすがにゴージャスなお値段。
そしてお持ち帰り&インスタお友達登録キャンペーンのお知らせ。ワンドリンク(ソフトドリンクとのこと)orデザート(この日は杏仁豆腐と確かレモンシャーベット)、さらに500円割引っておトクが過ぎません!? もちろん即登録したことは言うまでもございません。
注文すると、最初にお漬物の盛り合わせが運ばれてきました。2人で行ってたので、これで2人前のはず。そして何はなくともまずはビールから。おそらく漬物にかけると思われるダシ?タレ?のようなものもいっしょに持ってきてくれたんですが、そのままでとてもおいしかったです。これだけでビールが進むの
続いてうまき1,200円。いっしょにタレも持ってきてくれるのもうれしいところ。このうまきがフワッフワな上に、ボリュームたっぷり! 漬物と合わせて、ビールが止まりません!
そして肝焼き1,200円がキターッ! 一口食べると濃厚な肝のおいしさを感じさせつつ、嫌なクセなどは一切ナシ。普段あまり肝を食べない人も「これ、おいしい!」とご満悦間違いなし。
そしていよいよ合わせ重3,600円がテーブルへ。すぐにお重の蓋が開けたいところをぐっと我慢して、まずは蓋をした状態から開封の儀へと……。
うーんパカッ! かかかか輝いてる〜! なんと美しい色目&テリ。こちらでは全国から厳選した新鮮な国産うなぎ、しかも300g以上の脂ノリまくりの大うなぎを使っているそう。手前がいわゆるうな重で、ザクザクッとカットされている奥側がひつまぶしエリアです。1つで2つの食べ方を楽しめるなんて、うれし過ぎ〜!
まずはうな重からいただきます! フワッとしつつ、香ばしく焼き上げられたうなぎにほどよい塩梅のタレがマッチングゥ〜。このタレは醤油とみりん、ザラメを合わせて寝かせて作るんですって。と、止まらん、箸が止まりませんて!
なんとか箸を止めて、次はひつまぶしの方へ。しゃもじもあるので、お茶碗によそうのも問題ナシ。薬味のノリとネギ、そしてわさびをトッピングすると、これまたしみじみうまいやないかーい! ダ、ダメ……また箸が止まらない〜。
お重という名の小宇宙でうなぎちゃんに翻弄されまくりつつ、食べ進めておりましたが、今度はひつまぶしの醍醐味、出汁をかけちゃったりなんかして。一口いただくと、これもまたたまらんおいしさ! うな重、ひつまぶしノーマル、出汁かけ、全部が主役! 看板三枚! 途中で日本酒もいただきつつ、しっかりとうなぎを堪能しました。
京都の真ん中で、極上国産うなぎを楽しめる「京うな和 本店」さん。2人で遅めのランチに行って、うな重と合わせ重、うまきと肝焼きを頼んだんですが、お腹パンッパンになりまして、晩御飯が入らないほどでした。店の雰囲気も落ち着いた和の感じですし、接客もとても素敵。土用の丑の日はもちろん、何度でも行ってみたいお店ですよ!
京うな和本店
住所/京都市中京区堺町通四条上る東側553-2
営業時間/11:00〜21:00
定休日/年中無休
京うな和本店ホームページ