大正2年築の趣ある古民家カフェの名物♪個性豊かな串団子にメロメロ!ランチやモーニングにも定評あり
江戸時代に整備された五街道のひとつである中山道。今では旧道となった岐阜市西部のエリアの旧中山道周辺は、現在は多くの民家が建ち並ぶ住宅地となっている一方、ところどころに幹線道路であった頃の名残を感じる立派な古民家が今もなお残っています。そんな、旧中山道沿いに残る古民家をカフェとして利用しているのが、今回訪れた「湊珈琲」さん。個性際立つ甘味と美味しいランチ、モーニングに定評がある人気カフェには、この日も多くの人が訪れ飲食を楽しんでいました。
「湊珈琲」ってどんなお店?
「湊珈琲」さんがお店を構えているのは、岐阜市鏡島の旧中山道沿い。最寄駅はJR東海道本線の西岐阜駅ですが、駅から現地まではやや距離があるため、バスや自家用車での訪問がおすすめです。比較的街中の住宅地にあるにもかかわらず、民家が建ち並ぶ中に堂々と佇むノスタルジックな民家の佇まいはまさに圧巻!建物自体は大正2年に建てられた歴史ある家屋で、同店は大きな一軒家を丸ごとカフェとして活用しています。
店内は適度にリノベーションが施されており、濃茶色と黒で統一されたテーブルや椅子と白い壁のコントラストにセンスの良さが感じられます。
また、元々民家の居住スペースとなっていた場所は小上り席として利用し、家具や囲炉裏も当時のまま配置されていました。
ショーケースにはスイーツがずらり
入店後まず注目したのは、レジ横に配置されていたショーケース。ここにはプリンや串団子など、カフェで提供するスイーツがびっしりと並んでいます。
同店の名物は串団子。季節によって販売する商品が一部入れ替えとなりますが、常時15~20種類の串団子を販売しているというから驚きです。
大皿で登場する串団子の盛り合わせ
この日は友人とともに同店を訪れていた筆者。ちょうどお昼時だったのでランチをいただく予定だったのですが、店頭に飾られていた串団子の食品サンプルを眺めているうちに甘いものが食べたくなってしまい、予定を変更してお団子をオーダーすることに。「せっかくなら、いろいろなお団子を食べてみたいよね!」という友人のささやきに乗せられ、この日は「おだんご全種盛り」をオーダー。その数、なんと16本!お団子1本あたりの価格は250~330円となっていおり、全種盛りをオーダーすると、お団子1本分の価格を合計金額から値引きしてもらえます。また、お団子を持ち帰る場合はプラス30円でテイクアウト用の容器と袋を購入できるので、食べ切れず残してしまった場合も安心です。
ちなみに、今回のようにお団子を10本以上オーダーした場合は、お店からのサービスでフルーツ盛り合わせがついてきます。放射状に並べたお団子の中央にフルーツがあるとさらに見た目が華やかになるので、大人数でシェアして食べる際はぜひこのサービスを利用してみてください。
お団子とともにオーダーしたのは紅茶とアイスコーヒー。紅茶はポットで提供され、カップ2杯分楽しむことができます。
アイスコーヒーは陶器のカップで提供。レトロなカップの柄が古民家カフェの雰囲気によくあいます。お団子と飲み物を楽しみながら、結局この日は2人で8本のお団子を店内でいただき、残りのお団子は包んでもらって持ち帰りました。
「湊珈琲」の詳細情報
【住所】岐阜県岐阜市鏡島中2丁目21-5
【電話番号】058-333-1123
【営業時間】
水〜金曜日 9時00分~17時00分
土〜月曜日 8時00分~17時00分
【定休日】火曜日
【公式サイト/SNS】公式サイト / Instagram
趣ある古民家カフェでランチやスイーツを楽しもう
筆者が同店を訪れるのは今回の取材で2回目。前回もお団子を食べに訪れていたため、未だ評判のランチを食べることができていません。3度目の正直で、次回こそは美味しいランチを食べに、また時期を改めて再訪しようと心に誓った筆者。みなさんもぜひ、岐阜市を訪れたら「湊珈琲」さんで美味しい甘味やお料理を楽しんでみてください。きっと、一度の来店ではすべての魅力を味わいきれず、また足を運びたくなることでしょう。