【宮城県 東松島市】探していたコレ!夏野菜がグンと美味しくなる'大豆'のマヨネーズ [矢本地区]
しばらく前から気になっていた「ソイマヨネーズ」という、卵を使用せずに「大豆(だいず)」をメインにマヨネーズ風に仕上げた調味料。見た目はマヨネーズらしい姿をしているのだが、実際に食べてみると『おや?』と想像以上にクリーミーでマヨネーズというよりも、しっかりと独立したフランス料理のソースのような完成度。そして、他の調味料などと仲良くなれる社交度の高さに、最近ではすっかりファンとなった筆者だ。
今回は、ずっとご紹介をしようと密かにあたためていた、この「ソイマヨネーズ」を皆さんにシェアしていこう!
実はこのソイマヨネーズの産地は、松島町・東松島市いずれの場所でもなく「石巻市」の加工品。使用されている大豆は「ミヤギシロメ」という石巻市内で栽培されたものだ。
筆者は、ずっと東松島市または松島町内で加工されたソイマヨネーズはないのだろうかと探しているのだが、どうやら現時点(2023年7月末)では存在しないのか、見つけられていない状況。そこでやっと辿り着いたのが、東松島市内のスーパーマーケット(フレスコキクチ矢本店)で販売されている、この石巻産のソイマヨネーズというわけだ。ひょっとすると、ソイマヨネーズ自体が購入できる場所も、現在ではまだ数少ないのかもしれない。
(松島町、東松島市で製造されたソイマヨネーズを発見した際には、また必ずご紹介します)
しかし、なぜそんなにソイマヨネーズの追っかけをしているのかというと、筆者は大豆や豆乳が好きだという、なんともシンプルな理由があるのだが、例えば通常の卵を使用しているマヨネーズが身体に合わない、または味や香りが苦手という方の場合には、特におすすめの調味料だ。
大人の手のひらの中にすっぽりおさまる程度の瓶に、たっぷりと柔らかめのソイマヨネーズが封入されていて、蓋を開けなければ約半年間(6ヶ月)保存可能だ(※開封後はなるべく早めに食べよう)。
一見すると一般的なマヨネーズに見えるのだが、まず香りがちょっと違うのだ。通常、マヨネーズのキャップを開けると、お酢のキリッとした酸味のある香りがふわっとするものだが、これは酸味が抑えめ。その代わりに大豆独特の、やや甘い香りがほのかに感じる程度。際立つ香りがないため、余計に味が気になるところ。
そして固さは、上記写真のような具合に例えばトマトに一般的なマヨネーズをつけると、トマトに'こんもり'とくっついて流れ落ちないものだが、このソイマヨネーズはややゆるめ(やわらかめ)なので、すぐさまトロリと下へ落ちていく。そう、これはマヨネーズ風であって、ソースまたはドレッシングのような存在なのだ。
そのまま味見をしてみると、これがまた不思議!酸味はやはり抑えめで、ちょっとの塩味に大豆(豆乳)のまろやかな甘みと、まるでクリームチーズのようなしっかりとしたコクを感じるのだ。サラサラっとしたゆるめの形状にもかかわらず、ちょっと味見をしただけで上質なクリームソースのような味わい。濃厚さがあると、なんとなくイメージは固めのクリームのようなものを想像してしまうが、さらりとしているのでこれがある意味、魅力的だ。
『そうきたか!』
'さらっとしているのに濃厚な味わいならば「粗挽き胡椒」だろう!' そう思い、得意げな表情(多分)をしながらソイマヨネーズに大粒の粗挽き胡椒をサッと混ぜて、試してみるとやはり美味しい。トースト(焼いた食パン)にそれを塗って、目玉焼きにトマトにベーコンなどを乗せてサンドをすれば、かなり立派なサンドウィッチの完成。通常のマヨネーズよりもクリーミーで濃厚なので、トマトなどの水分の多い夏野菜ととても良く合うのだ。
その他にも、マスタードのように練りからしとちょっと混ぜてみたり、刻んだ玉ねぎとザッと混ぜて'食べるソース'のようにして使用しても美味しいと思うのだ。アボカドディップ用のソースなどなど・・色々と使えそうな優秀ソースだ。
ポイントをまとめると、意外とマヨネーズより「濃厚」で「サラサラ」だけど原材料は「大豆」だということ。まだまだ夏野菜が豊富に出回る時期なので、「ソイマヨ」と組み合わせて夕ご飯の一品を考えてみてはいかがだろうか?余談だが、筆者は3、4日前に購入して食べ切ったところで、間もなくリピート買い(※繰り返し購入)に走るところ。
卵なしの大豆からつくられた万能調味料「ソイマヨネーズ」。これは、うまいぞ!
商品名:ソイマヨネーズ
製造元:いしのまき農業協同組合(JAいしのまき)
販売店舗:フレスコキクチ矢本店 ※筆者購入店舗(東松島市内)
店舗住所:宮城県東松島市矢本字新沼184
製造元公式SNS:気になった方は製造元の公式ツイッターをチェックしてみよう!