屋台系らーめん酒場

赤坂駅から大正通りへ、そして大名の雁林通りへ入ると、そこは美味しいお店が立ち並ぶグルメ通り。その中で、夜から朝方まで営業しているのは「博多屋台 幸龍」。屋台系らーめん酒場として、豊富な一品料理かららーめんまで、お酒も楽しみながらいただけるお店です。この赤い提灯が目印です。

店内は賑やかで、カウンター席とテーブル席がありますが、屋台の雰囲気を醸し出しています。ワイワイとお酒を飲みながら楽しむ方や、〆のらーめんで訪れる人も。深夜から朝方まで時間関係なく、多くの人が訪れる人気店です。

純粋豚骨 赤

らーめんは、白（基本）・赤（唐辛子ペースト）・黒（辛子高菜ペースト）・金（カレースパイス）・長浜風屋台ラーメンの5種類のラインナップ。その中で、赤をチョイス。濃厚さも感じるスープに、ネギとチャーシューがトッピング。そして真ん中には真っ赤な唐辛子ペーストが。

純粋豚骨 白

そしてもひとつ、基本の白もいただいてみました。シンプルな純豚骨の一杯ですが、真ん中には赤い辛味ダレが。これはあの全国へ轟く有名なラーメン店の、赤い秘伝のタレのような感じです。

濃度もそれなりにあって、豚骨の風味がよくまろやかな味わいです。ノーマルでいただくと、少し甘みもありながらカエシも強すぎず、スッキリといただけるスープです。そこに真っ赤な唐辛子ペーストは辛味噌のような感じで、混ぜるとグッと辛さが増し濃厚に。それがとても美味しいですね。

基本の白は優しくもあっさりしていて、ただそこに絡む赤いタレがピリッと辛く、良き刺激を加えてくれます。純豚骨がしっかりと伝わりながらもシンプルな味わいは、どこか懐かしい感じもしますね。

中細サイズのストレート麺は、加水率が低めのパスッとした歯切れ良さ。コシもあり小麦感もあり、スープとの相性も良く美味しくいただけます。

幸龍のチャーハン

香ばしくもしっとりとした仕上がりのチャーハン。これがまた美味しい。らーめんとあわせていただくとお腹いっぱい。〆には満足すぎるボリュームですね。でも、やっぱりこのチャーハンは食べたい。

赤い提灯には〈純粋豚骨〉と描かれていて、その通り、豚骨の風味良きらーめんです。この大名という福岡の中心地で、朝方まで楽しめる深夜のオアシス。そして屋台の雰囲気を楽しめるのも、博多の風情を感じることができていいですね。地元でも大人気ですが、旅行で訪れた方も、博多を楽しめる良きお店として、ふらっと立ち寄ってみてはいかがでしょう。

博多屋台 幸龍