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【川崎市】こだわりのチーズメルトサンドが焼きたて熱々で食べられる!地元で愛されるオープンカフェ♪

山口紺チョコ好きWebライター(川崎市)

今回ご紹介させていただくのは小田急線・鶴川駅から徒歩2分、住宅街にあるオープンカフェ「Sunmelt(サンメルト)」さんです。
南口改札を出てすぐの踏切を越え、鶴見川に架かる橋を渡って少し歩くと、明るくて可愛いオレンジ色のキッチンカーが見えてきます。
入口には目を引くポップな看板があり、その奥にはウッドデッキとグリーンの人工芝が敷き詰められています(ペット同伴可)。

キッチンカーのオレンジと芝のグリーンが鮮やかな店内。
キッチンカーのオレンジと芝のグリーンが鮮やかな店内。


お店の看板メニューは、何といってもオーナーさんこだわりのチーズメルトサンド!そしてブラジル産のコーヒー豆をブレンドした、一杯ずつ丁寧に淹れるハンドドリップコーヒーです。

お店入口の看板。(写真ご提供:サンメルト様)
お店入口の看板。(写真ご提供:サンメルト様)


チーズメルトサンドとは、具材とチーズをはさんだ食パンをプレスし、中のチーズが溶けるまでじっくりと焼き上げるホットサンドのこと。サンメルトさん特製のチーズメルトサンド、出来たては表面のチーズとパンがカリカリのサクサク、中のチーズはとろとろの熱々というチーズ好きにはたまらない逸品です。
一口頬張るごとに、心地よい食感とともにチーズの芳醇な旨味が口いっぱいに広がります。
ボロニアソーセージ(税込600円)を注文しましたが、ソーセージが肉厚で、こんがり焼けたチーズ&とろとろチーズとの相性が抜群でした!

ボロニアソーセージ(税込600円)。焼けたチーズが香ばしい。
ボロニアソーセージ(税込600円)。焼けたチーズが香ばしい。


美味しさの秘訣は何といっても使用するチーズへのこだわりです。厳選した4種類のチーズをデンマーク、ドイツ、オランダ、イタリアから取り寄せて、お店独自の配合を行っているそう。
中に挟むチーズは、熱を加えるととろとろに溶ける濃厚な味わいのものを使用し、パンの表面にはカリカリに香ばしく焼ける、食感・風味豊かなチーズを使用。素材への吟味の徹底ぶりに舌を巻く思いでした。
メニューのラインナップはハム(税込550円/ハーフ税込300円)ツナマヨ(税込550円/ハーフ300円)といった定番ものを筆頭に、明太子(税込600円/ハーフ税込320円)あんこ(税込550円/ハーフ300円)等の気になるメニューまで幅広く取り揃えています。

イラストが素敵なメニュー看板。(写真ご提供:サンメルト様)
イラストが素敵なメニュー看板。(写真ご提供:サンメルト様)


通常サイズはサンドイッチが2個ですが、全メニューでサンドイッチが1個のハーフサイズが選べるのも嬉しいポイントです。ハーフサイズは税込300円からというお手頃さも見逃せません。おかず系と甘い系を1個ずつ組み合わせたり、小腹が空いたときに軽く食べられるのも良さそうですね。
チーズメルトサンドは、なんとおかず系だけではなく全ての具材にチーズが使われています。さっそくチョコを注文をしてみたところ、なるほどおかず系とはまた別の魅力があって美味しい!
とろーり溶けたチーズの軽い塩味がチョコの甘さを引き出していて、何ともクセになる良いお味。甘い系の具にも合うのは新発見でした。
2024年秋の季節限定メニューは焼き芋バターのチーズメルトサンド!この組み合わせもいただくのが楽しみになるくらい美味しそうですね。

季節限定!焼き芋バター!(写真ご提供:サンメルト様)
季節限定!焼き芋バター!(写真ご提供:サンメルト様)


ドリンクメニューも充実!ザクロと黒酢のジュースレモンラッシー(夏季限定)等珍しいものがありワクワクします。秋冬の寒い季節にホットワインロシアンティー(冬季限定)は嬉しいですね。
初訪問時にいただいたのはキャラメルホイップ入りカフェオレ(税込640円)です。

1杯で3度美味しいキャラメルホイップ入りホットカフェオレ。
1杯で3度美味しいキャラメルホイップ入りホットカフェオレ。


苦みとコクの効いたドリップコーヒーホイップクリームとキャラメルソースの甘味が見事にマッチして美味しい!下からミルク→コーヒー→ホイップクリームの層になっていて、混ぜていただく前にそれぞれ単体でも味わうことのできる嬉しい1杯です。

そして2度目の訪問の際は気になっていたプルドポークサンド(週末限定メニュー)をいただいたのですが、これが絶品!!!
ケイジャンソースとバーベキューソースの2種類のソースで炒めたお肉が文字通り溢れんばかりに詰まっています。甘辛いお肉ととろとろチーズの相性は抜群です。

ガッツリお肉が嬉しいプルドポークサンド(税込940円)
ガッツリお肉が嬉しいプルドポークサンド(税込940円)


こちらはお肉の仕入れ等の関係で、今のところは週末限定メニューとされているとのこと。いつの日か定番メニューになることを願うばかりです。
キッチンカーの店頭には、オーナー奥様作のハンドメイドジュエリーや、提携されている洋菓子店の焼き菓子などが並び、こちらも興味を魅かれます。

奥様作のアクセサリーは映画に登場したこともあるそう。
奥様作のアクセサリーは映画に登場したこともあるそう。


提携されているお店は小田急線・新百合ヶ丘の人気洋菓子店パティスリーエチエンヌさん。
記者もエチエンヌのケーキやお菓子が大好きなので、店頭で見かけたときは思わず嬉しくなりました。サンメルトさんでの販売は今のところ隔週の週末のみですが、こちらもおすすめです。

パティスリーエチエンヌさんの蜂蜜バターカステラ。(サンメルト様・エチエンヌ様承諾のもと掲載)
パティスリーエチエンヌさんの蜂蜜バターカステラ。(サンメルト様・エチエンヌ様承諾のもと掲載)


こちらのお店でお話を伺ったのは、紳士的で優しい佇まいのオーナーさんと、表情豊かで笑顔がとっても素敵な奥様。お二人とも穏やかなお人柄で、お話していると楽しく、ついつい長居をしてしまいます。お二人に会うために来店する方も多いのかな、と思うほど素敵なご夫婦です。

お店は会社勤めをされていたオーナーさんが早期退職をして2021年にオープン
なんと店内のテーブルや看板、人工芝にウッドデッキまで全てオーナーさんがお一人で製作されたものとのこと。
また、テーブルの上に季節のお花を飾ることも、オープン時にご夫婦で決められたそうです。優しい色合いのお花がいつもお店に彩りを添えています。

各席にお花が飾られる店内。カエルの親子はお店のマスコットキャラクター。
各席にお花が飾られる店内。カエルの親子はお店のマスコットキャラクター。


お店のテーマは【笑顔共創】【Melt your heart,Make ホッと smile】
「melt(メルト)」には「溶ける、溶かす」の他に「心を和ます」という意味があり、チーズメルトサンドのメルトと掛けて店名の由来にもなっているそう。
オーナーさんが注文を受ける際に、お客さん一人一人に優しく声をかけていたのが印象的でした。
初めてのお店に入るときは少し緊張しますが、最初の訪問時から不思議なほど寛いだ気分になれたのは、お店の意匠にご夫婦の温かなお人柄が表れているからという気がします。

コロナ禍の真っ只中という、先行きの不安な時期にあえて住宅街にお店をオープンしたことも、近隣に暮らす方々に少しでも喜んでもらいたいという思いからとのこと。
事前に相談があれば、地域の催しもの等のために場所を貸し出しすることもあるそうで、これまでにも音楽イベントなどでお貸しされているそうです。
「カフェとしての利用ではなくても、地域の方が喜んでくださるならそれが何より」と語るオーナーご夫婦の表情がとても優しかったことも印象的でした。

お店の可愛らしいロゴ。
お店の可愛らしいロゴ。


お店としての今後の希望・展望は「開店当時と同じようにこれからも【笑顔共創】【Melt your heart,Make ホッと smile】の理念の元、たくさんの笑顔に会えて笑顔を創れるような「場」として広げていくこと」だそう。
記者が訪問した際も、お住まいが近所というお客さんの来店が多く、明るい笑顔でオーナーご夫婦と談笑されていました。こんな風に地域の方々と良好な関係を築いているのはとても素敵ですね。

オーナーご夫婦。お二人の笑顔がお店を創っています。
オーナーご夫婦。お二人の笑顔がお店を創っています。


冬の期間はクリスマスツリーが設置されています。陽が沈んだ後のライトアップされた店内は幻想的な雰囲気が溢れ、日中とは違った表情を見せています。
素敵なオーナーご夫婦が経営されている「Sunmelt (サンメルト)」さんは子供から大人まで地域の多くの方に愛される温かいカフェでした。鶴川駅にお越しの際はぜひお立ち寄りを。
優しい時間が流れる店内で、美味しいチーズメルトサンドを食べながらのんびり過ごすひととき、おすすめです。

クリスマスツリーとランタンの優しい灯りがともる夕方の店内。
クリスマスツリーとランタンの優しい灯りがともる夕方の店内。

【店舗情報】
・店舗名:「Sunmelt(サンメルト)」
・SNS:公式Instagram
・営業時間:10:00-17:30
・定休日:月曜日
・最寄り駅:小田急線・鶴川駅より徒歩2分
・場所:神奈川県川崎市麻生区岡上328-3
・電話番号:044-400-2322



チョコ好きWebライター(川崎市)

会社員兼ひよっこライター。川崎で暮らし始めて気づけばもうすぐ10年目。多くの魅力が詰まった川崎という町について、素敵なお店や季節の催し等の紹介という形で発信していきます。読んで下さった方の「行ってみたい!」「行ってみよう!」に繋がれば何よりです。特技は甘いものを食べること。