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【宮城県 東松島市】技ありクリームがポイント!クリスマスに食べたい苺ショートケーキ(2)[矢本地区]

Molly Chibaフリーランスライター(東松島市・宮城郡・塩竈市)

来月はいよいよ12月ということで、前回の記事では「クリスマスに食べたい苺ショートケーキ」をテーマに、宮城県東松島市の矢本地区にある老舗和洋菓子店「おおむら」のショートケーキをご紹介してきた(前回の記事はこちら)。そして実は、昨年同じ矢本地区にある洋菓子店「ケーキショップ アカマ」の苺ショートケーキもご紹介している(以前の記事はこちら)。
こうなったら、とことん東松島市にある苺ショートケーキを追いかけてみようと決断。
今回は市内矢本地区にある「パティスリー ジュリアン」のケーキをご紹介していこう!
※これまでご紹介してきた関連記事は、ページ最下部に記載しているのでぜひ併せて読んでいただけたら幸いだ。

パティスリージュリアンは、スーパーマーケット「ヨークベニマル 矢本店」のすぐ近くに店舗があり、緑色の屋根がチャームポイントのお店だ。
同店の苺ショートケーキは、苺が鎮座している上部の生クリームが、ほんのりクリーム色をしているのが特徴。ケーキを包んでいるフィルムをスーッと外しながら、技ありクリームの予感に『ふっふふー!』と思わず声を上げてしまった。ケーキの透明フィルム剥がしの時間は、期待が高まる瞬間だ!

綺麗な断面には、約2センチ幅のたっぷりクリームに苺のスライスが挟み込まれていて、そしてスポンジ生地は目が細かく、しっとりとした雰囲気を醸し出している。ケーキ1つ(1ピース)のサイズ感は、大人女性の手のひらにすっぽりと収まる位。お子さまも、お婆ちゃんも年齢問わずにペロンと食べ切れそうな、ちょうど良い大きさだ。

スポンジは見た目の印象どおり、フワッというよりもしっとりときめ細やか!そして間のクリームは想像していたよりも、しっかりと濃厚で生の苺の酸味と相まって美味しい。クリームの甘さは控えめで、その代わりにスポンジ生地の優しい甘さと、苺の自然な甘みが全体をチームのようにまとめ上げている。そんな連携プレーが1つのケーキの中にあると思うと、改めて職人の技はすごいと感じる!

ケーキの尖った方をザッとフォークで奪い去った写真で申し訳ないが、上部(表面)のクリームもしっかりと濃厚で、そしてほんのりクリーム色をしている。これがやはり技ありで、コクを感じた後に、どこか奥の方にレモンのような・・チーズクリームのようなそんな味がするのだ。あくまでも筆者の味覚なので、是非気になった方は実際に味わってみてほしい!普通のミルク味の生クリームとはちょっと違っていて、これがとてもクセになる美味しさなのだ。

今回は宮城県東松島市の矢本地区にある「パティスリー ジュリアン」のケーキをご紹介してきた。宮城県東松島市には老舗の和・洋菓子店に、新しく誕生した菓子店もあり、地域内でスイーツの化学反応が起き始めている。どうか多くのお店がこれからも地域の人々に愛されて、そして人々がホッと安心する「素敵な甘味」を届けてほしい。
職人の皆さん、いつも美味しい技術をありがとうございます!

名称:苺ショートケーキ
販売店:パティスリー ジュリアン
住所:宮城県東松島市矢本北浦39-50
営業時間:9:00 - 19:00
定休日:不定休
店舗公式SNSページ:気になった方はお店の公式インスタグラムを覗いてみよう!
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フリーランスライター(東松島市・宮城郡・塩竈市)

Molly Chiba|日本出身|2022年2月からフリーランスのライターとして独立。日本と英国を拠点に活動中。日本国内の地域ニュースやコラムのほかに、日・英のサッカーに関するコラムを『Football Tribe Japan』に執筆中。2024年8月の「地域クリエイターMVA(Most Valuable Article)」を受賞。珈琲と自然と動物が好きです。

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