萎びたやわらかいピーマン、ハリのあるピーマン、どっちが新鮮?野菜のプロが解説
ピーマンを選ぶ時、皆さんはどのような基準で選びますか?色や形、大きさ、そして「硬さ」が重要ポイントです。
そこで、ピーマンの新鮮さはわかるのでしょうか?
スーパーの青果担当だった「ぱるとよ」がピーマンの新鮮さの見極め方を解説します。
萎びたやわらかいピーマン、ハリのあるピーマンの違いは?
青果コーナーで見かけるピーマン。同じ品種で同じ棚に並んでいても、触ってみると硬さに違いがあることに気づきます。
この違いは一体何なのでしょうか。
萎びたやわらかいピーマンは鮮度が悪い!
萎びたやわらかいピーマンは、鮮度が下がってきている証拠です。
ピーマンは収穫後時間が経つと、水分が失われて皮がしわしわになり、触感がやわらかくなります。
さらに時間が経つと色も変わり、味も落ちてしまいます。
ハリのあるピーマンは鮮度が良い!
ピーマンにハリがあり硬いということは、水分がたっぷり含まれ、新鮮な状態を保っている証拠です。
ピーマンの新鮮さはハリ、触感の硬さで判断できます。
色も鮮やかで、食べた時のシャキシャキとした食感も最高です。
【補足】一般的に流通しているピーマンについて解説しています。
ピーマン以外にも鮮度の良い野菜を選ぶのに困ったことありませんか?例えば、「ブロッコリー」や「キャベツ」など鮮度が見分けづらい野菜もあります。
ただ、見るポイントさえ知っていれば、鮮度をすぐに見分けられますよ!
こちらの記事(外部サイト)で詳しく解説しています。
鮮度を長持ちさせる保存方法
上記の方法を元に、ハリのあるピーマンを選ぶことで新鮮なピーマンを手に入れることができます。
では、家に持ち帰ったらどうすればよいでしょうか。次に、ピーマンの保存方法を解説します。
【手順】
1. まず、ピーマンは洗わずに冷蔵庫で保存します。
洗うと余分な水分がピーマンにつき、傷みやすくなってしまうためです。
2. ピーマンを1個ずつキッチンペーパーで包み、食品用保存袋に入れて、野菜室に入れます。
直接冷蔵庫の冷気に触れると、皮がシワシワになってしまいます。
キッチンペーパーに包むのが面倒な方は、日持ちは少し悪くなりますが食品用保存袋に入れるだけでもOKですよ!
まとめ
- 萎びたやわらかいピーマンは鮮度が落ちている。
- ハリのある硬いピーマンは新鮮である証拠。
- 新鮮なピーマンを選ぶためには、ハリや触感の硬さを確認しましょう。
- ピーマンは洗わずにキッチンペーパーで包んでビニール袋に入れ、冷蔵庫で保存します。
これらのポイントを頭に入れて、ピーマン選びに活用していただければと思います。
新鮮なピーマンを選ぶことで、美味しい料理を作る一歩を踏み出しましょう。
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