先月からの引き続きで、個人的なテーマは”初めて利用するお店”と”しばらくぶりのお店”。

この日伺ったお店もおよそ11年ぶりの訪問です。

そのお店は、東光10条6丁目の住宅街にあるおそば屋さん『来音（らいおん）』。

住宅の一部（キッチンと居間）を使って営業しているお店で、知らないとここがおそば屋さんとは気づきにくいかもしれませんね。

玄関に入って靴を脱いでいると、目に入ってきたのは「いらっしゃいませ 一人でやっています 今はそばをゆでていますのでお出迎えできません…」と手書きされた木の看板。

こちらは女性の店主が、一人で営業されているお店です。

店内に入ると、昭和レトロな雰囲気でLPレコードや懐かしい雑貨などが置かれています。

「お好きな席にどうぞ」とのことでしたので、真ん中に置かれたテーブルに。

前には「ここが一番涼しいです」と書かれたメモが置かれていました。店主さんのお人柄を感じさせますね。

お品書きには冷たいおそばと温かいおそばの他に、食後のコーヒーやアイスクリームもあります。

今回は「ねばねばぶっかけそば」を注文しました。

「ねばねばぶっかけそば」には、納豆ととろろ、そして細切りされたキュウリが添えられています。

そして「笹寿司」。『来音（らいおん）』では、おそばを注文するとおにぎりやお寿司がセットでついています。

前回の11年前は、海苔で黒い部分を表現したパンダのおにぎりでした。

おそばは断面が丸いタイプ。パスタマシンのように押し出してそばを作っているようです。旭川ではあまり見ないおそばですね。

そば通の方の中には、角がキリっと立ったおそばが好きな方もいますが、筆者は切り方にはこだわらない派。

のど越しの良いおそばと風味のよいつゆでおいしく頂きました。

店主さんに10年以上ぶりに訪問したことを話すと、「まだお店が続いているとは思わなかったでしょ(笑)」と。

新型コロナウイルス感染症の流行もあったので、10年以上も営業を続けているってすごいことですよね。