鶏の「ささみ」は、パックのまま冷凍しないで!おすすめの保存と解凍法も解説
「鶏ささみ」は、多くの家庭で愛されている食材の一つです。手頃な価格でありながら、栄養価が高いという特徴があります。そのため、スーパーや精肉店の特売日に大量に購入してパックのまま冷凍保存する方もいるのではないでしょうか。しかし、その方法は鶏ささみの美味しさを損なってしまう可能性があります。
なぜパックのまま保存はNGなのか?
鶏ささみは、多くの場合スーパーや精肉店で、トレーパックに載せられ、ラップで包まれて販売されています。トレーパックやラップには耐えられる冷凍の温度(耐冷温度)が設定されています。私が持っているラップは耐冷温度が-60度です。
鶏ささみが入っているトレーパックやラップが冷凍に対応しているのか不明です。そのため、パックのまま冷凍するのは控えた方が良いと思われます。
どうしてもパックのまま冷凍したい方は、店員さんに確認するのも一つの手ですね。
さらに、鶏ささみから出るドリップは、臭みの原因となることが知られています。このため、購入したままの状態で冷凍するのはおすすめできません。
おすすめの冷凍方法は?
1)トレーパックから鶏ささみを取り出す。
2)キッチンペーパーでしっかりとドリップを拭き取る。
3)鶏ささみの筋を丁寧に取り除く。
4)冷凍に適したラップでしっかりと包む。
5)冷凍対応の食品用保存袋に入れ、冷凍庫で保存する。
この方法で、鶏ささみを美味しく保存することができます。
おすすめの解凍方法は?
鶏ささみの解凍に関しては、冷蔵庫や室温での自然解凍が最もおすすめです。もちろん、急ぎの場合はレンジでの解凍も可能ですが、火が入り過ぎてしまうことがあるので、注意が必要です。
また、流水につけることで、自然解凍より短時間で解凍することも可能です。
まとめ
- トレーパックやラップの冷凍適性を確認し、適切な方法で冷凍することが大切。
- ドリップは臭みの原因となるため、冷凍前にしっかりと拭き取る。
- 解凍は自然解凍がおすすめ。必要に応じて流水での解凍も可能。
鶏ささみは、手軽に利用できる食材ですが、その保存方法や解凍方法には注意が必要です。適切な方法を知って、鶏ささみを最大限に美味しく楽しんでください。
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