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マルク・カサードとは何者か?バルセロナに出現した「ラ・マシア産」の大器。

森田泰史スポーツライター
得点を喜ぶバルセロナの選手たち(写真:ロイター/アフロ)

監督が代われば、陣容は変わる。

そう、それは一人の選手の運命を変え得るものである。今季、バルセロナで起きたビッグバン。その風を受けたのが、マルク・カサードだ。

ハンジ・フリック監督の就任で、カサードは出場機会を増やしている。ここまで、公式戦19試合に出場。チームの中心となっている。

大きく成長したカサード
大きく成長したカサード写真:ムツ・カワモリ/アフロ

「今シーズン、フリック監督の下で、僕は自分を『プッシュ』することができた」とはカサードの言葉だ。

「当初、僕はレンタルで他クラブに移籍する予定だった。でも、監督が、プレシーズンで僕を見たいと言ってくれたんだ。そして、理論上、構想に含めるつもりだとね」

■ダブルボランチで躍動

フリック・バルセロナで、カサードは【4−2−3−1】のダブルボランチの一角を務める。

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スポーツライター

執筆業、通訳、解説。東京生まれ。スペイン在住歴10年。2007年に21歳で単身で渡西して、バルセロナを拠点に現地のフットボールを堪能。2011年から執筆業を開始すると同時に活動場所をスペイン北部に移す。2018年に完全帰国。日本有数のラ・リーガ分析と解説に定評。過去・現在の投稿媒体/出演メディアは『DAZN』『U-NEXT』『WOWOW』『J SPORTS』『エルゴラッソ』『Goal.com』『ワールドサッカーキング』『サッカー批評』『フットボリスタ』『J-WAVE』『Foot! MARTES』等。2020年ラ・リーガのセミナー司会。

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