間もなくゴング! WBOスーパーフェザー級タイトルマッチ
間もなくWBOスーパーフェザー級タイトルマッチ、エマヌエル・ナバレッテvs.オスカー・バルデス戦のゴングが鳴る。
王者のナバレッテは129.9パウンド、挑戦者のバルデスは130パウンドで前日計量をパスした。
両者は2023年8月12日にも拳を交え、ナバレッテが大差の判定勝ちタイトルを防衛した。既に決着がついてる感は拭えないが、バルデスがチャンピオンに負けず劣らずの人気選手であるため、リターンマッチも注目されている。
チャンピオンのナバレッテは、記者会見で語った。
「俺たちはお互いにリングで戦争をする。そして、俺も、そして彼もリングですべてを出し尽くすつもりであることは誰もが知っているだろう。我々の試合は、他を凌駕するものとなるだろう。メインイベントこそ相応しい。俺たちのファイトをメインイベントとして開催すること以上の名案ってあるか?
同じ興行に出場するWBOフェザー級タイトルマッチも、非常にハイレベルな戦いになるだろう。我々は彼らを上回る努力をしなければならない。 すぐ隣にいる2 人の偉大な選手に優るパフォーマンスを演じるって、俺にとってもバルデスにとっても簡単なことじゃない。難しい仕事だよ。ただし、本当に俺たちに必要なのは、ゴングが鳴ることだけなんだ。
俺は100パーセント集中している。バルデス以外のことは考えていない。彼は、前回と別の戦略で立ち向かってくる筈だ。最初のファイトはお互いを知るのに役立った。今度は、最初の戦いで抽出したツールを使う。そして、経験を活かしたうえで、前回と同じ気持ちで臨む。壮大なイベントになることは間違いないさ」
バルデスも話した。
「これは大変な作業です。しかし、人生において価値のあることって、何一つ簡単には運びません。苦難を覚悟で、一生懸命練習しました。ゴングが鳴ることに興奮しています。偉大なチャンプと再び対戦できるんですから、ワクワクしていますよ。素晴らしい戦いになりますよ。
前回の敗戦の後、家に帰って映像を目にして、自分のパフォーマンスに悲しくなり、大いに失望しました。でも、その後ジムに戻り、トレーニングを再開すると、もっとうまく戦える策が見えてきたので、まずはそれを体得する必要がありましたね。自分はボクサーとして、もっとできることがあると感じています」
間もなくゴングだ。両者の差は縮ったか、あるいは開いたか。引き締まっていないチャンピオンの体が気になるが‥‥。