背中が痛い人は姿勢を矯正しよう!ストレッチは逆効果の理由とは?
「背中の痛みがなかなか取れない!」
「ストレッチはしているのに…」
体のコリを感じた時、
よく対処方法として行われるのが
ストレッチです。
しかしながら、
背中や肩まわりに関しては
ストレッチ(静的)は逆効果になることが多いのは
ご存じでしたか?
※静的ストレッチとはゆっくり時間をかけて
伸ばすストレッチのことです。
そこで今回は、
簡単にできて背中の痛みを改善し、
姿勢を矯正する
立ちエクササイズをご紹介します。
動画で最新のエクササイズを
一緒に運動してみる方はこちら
人気!62万再生をこえた背中エクササイズ
背中が痛くなる原因とは?
ここからは病気以外で
背中に痛みが出る原因をご紹介します。
- 加齢による骨や軟骨、じん帯などの劣化
- 不良姿勢
- 腰や背中に重い負荷をかけている
1 加齢による骨や軟骨、じん帯などの劣化
腰や背中の痛みは、
日常的に重いものを持つ事が多かったり
不良姿勢を長時間も続ければ、
老若男女を問わず誰にでも起こります。
加齢により骨や軟骨以外に
じん帯も劣化しており、
じん帯を強くすることは
背中の痛みの改善と予防のためにも
非常に大切です。
土台であるじん帯は、
ストレッチも多少は効果がありますが
どちらかというと伸ばしすぎて
じん帯が緩むリスクがあります。
(緩みすぎると関節が不安定になります)
じん帯は筋肉を鍛えることで
一緒に強くなる事が示されています。
筋肉を鍛えて大きくする際、
筋肉だけ単独で強くなることはありません。
筋肉を鍛えると、
じん帯や「けん」などの結合組織も
強じんになることは必須であり、
一緒に強くなることもわかっています。
そのため、
静的ストレッチで伸ばすのではなく
基本的に背中は伸びすぎて
痛みや凝りが生じるため
運動で鍛えて、筋肉を縮める必要がある場所なのです。
その状態の時に、
さらに背中の筋肉を伸ばす静的ストレッチを行うと
一時的には血行が良くなり
軽くなった感じはしますが
不良姿勢が悪化し、
中長期的には症状が悪化する可能性があります。
ただし、背中が痛いときに
胸の筋肉や体の前面を伸ばすストレッチは有効です。
(前面は縮みすぎて凝りが生じるため)
2 不良姿勢
長時間のデスクワークが続いたり、
スマートフォンの使いすぎ、
運動が不足が続くと、
腕が内側にねじれ、
肩も内側に入り「巻き肩」になる方が増えます。
その姿勢が悪いまま放置すると、
肩や背中の筋肉が正常に使われず、
腕の筋肉が硬くなり
骨盤が前に傾いたり、
腰が過度に反った姿勢になったり、
または背中がやたらと丸くなったりしてしてしまい
その結果、おなかが前に突き出てしまいます。
背中もおなかも過度に反ったり、
伸びすぎたり、縮みすぎると、
正常な可動域を失います。
すると、筋肉は硬くなり、
伸びすぎてしまい
背中の痛みや不具合の原因につながります。
姿勢が悪いと痛みの原因になるだけでなく、
実際以上に太った印象に見えることも多く、
不健康に見えやすくなります。
3 腰や背中に重い負荷をかけている
仕事で日常的に重いものを持つ方は
どうしても腰や背中に
痛みが生じやすくなります。
この場合に限り
適切に休む、もしくは
入浴習慣や睡眠の質の改善、
フォームローラーの使用などで
疲労回復の質を向上すると効果的です。
上記のような原因が
特に思い当たらないのに
1カ月以上痛みが続くようなら、
筋肉や骨などに異常が起きているか、
上記以外の病気の影響を
受けている可能性がありますので
特に50代以上の人は我慢し過ぎず、
早めに医療機関を受診する方が良いでしょう。
動画で最新のエクササイズを
一緒に運動してみる方はこちら
コチラも人気!11万再生をこえた背中エクササイズ
背中が痛い人は姿勢を矯正しよう!
ストレッチは逆効果まとめ
運動が苦手な方でも、
立ちエクササイズならスキマ時間に
気軽に運動できます。
まずは背中の痛みの改善や予防のためにも
伸びすぎた背中の筋肉をしっかりと縮め、
上半身から動かしてみてください。
これらの情報があなたの理想的な
体を作るためにお役に立てると幸いです。