15日は低気圧が日本海を進み、東海・関東などで晴れ間があるほかは全国的に雲が多く、雨が降るところもありそうです。

この雨から回復したあと、今週後半には30度以上の真夏日が予想されている地点がある一方で、北日本は平地でも雪が降る可能性が。

ジェットコースターみたいに急激なアップダウンが予想される今週の天気を気象予報士が解説します。

15日は全国的に曇りや雨、東海や関東は晴れ間も

15日は日本海の低気圧や前線の影響を受け、西日本では九州北部～中国地方を中心に朝から雨、次第に四国や近畿まで広がり、北海道や東北日本海側も夕方以降は雨が降りそうです。
前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んで大気の状態が不安定になるため、各地で雷雨になるおそれも。

また東北～北陸でも夜は雨がパラつくところがあり、紀伊半島付近や沖縄でも一時的に雨が降るでしょう。

曇りや雨が圧倒的に多い日本列島の中で、東海の一部や関東は晴れ間がある見込み。
15日は1年で2番目に月が美しいとされる十三夜（1番は十五夜、詳しくはこちらの記事参照）ですが、関東は雲の間から月が見られそうです。

週後半は真夏日からの雪！？

今回の雨は16日（水）にかけて強まるところがあるものの、17日（木）にかけて次第に北日本や日本海側から順に回復する見込み。
そして18日（金）には、九州で30度以上の真夏日予想も…。記録的に遅い真夏日が観測されるかもしれません。

ところが西日本では早くも天気は下り坂、18日の夜から九州では雨が降り出し、19日（土）にかけて雨・風ともに強まる見通し。
さらに荒天のあとは寒気が流れ込み、19日～20日（日）にかけては北日本で平地でも雪が降る可能性があります。
20日には本州でも標高の高い山は初冠雪の可能性があり、一気に季節が進むかもしれません。

まさにジェットコースターのような1週間、天気と気温の情報をこまめにチェックして、外出先で困らないようにしたいですね。

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