【大阪市】閉店まで1か月切った針中野「寿し太郎」店長夫妻「励ましが力に」常連、針中野のAちゃんも応援
今回は今年12月31日をもって閉店が決まっている大阪市東住吉区駒川5の回転寿司店「寿し太郎」さんの話題です。なんと閉店まで休まず営業されるそうです。
【関連リンク】2024年7月に在阪番組に出演した時に提供した際の「寿し太郎」の話題
先月で開店から40周年を迎えた寿し太郎さん。連日、多くのお客さんでにぎわいをみせておりますが、既報の通り、物価高騰により、お寿司屋さんの命でもある米や海苔の仕入れ値が上がったことを受け、年末での閉店を決断されました。寿司は一皿基本150円。うなぎと数の子は270円で提供してくれていました。
10月末で閉店をはり紙で発表。その直後に私もここで投稿させていただいたところ、連日多くのお客さんでにぎわっています。
「閉店を決めてお知らせさせていただいてから、多くの方に来ていただいて、中には辞めないでと説得してくださる方もおられました。本当にありがたい話です」と店長。
店長の奥さんも「閉店を聞いて、久しぶりに顔を出していただいた方や親類のおともだちもたくさん来ていただいて、うれしいです」と話しておられました。
40年前に奥さんのお父さんが、ヘッドハンティングした職人さんらと開業しスタートした寿し太郎さん。後に現在の店長さんもこのお店に入り、後には現在のご夫婦で営業を続けてこられました。
ご夫婦で一生懸命がんばって、お子さん3人も育ててこられました。お子さん、そして親族のみなさんもこのお店を手伝って、家庭的な雰囲気が人気でもありました。
常連のお客さんたちも今回の閉店を残念に思っています。以前の投稿にも出ていただいた、このお店の常連客で時にはお店を手伝っていた針中野Aちゃんは「ほんまに閉店を聞いた時も、そして今も残念でなりません」と語ります。
針中野Aちゃんも、以前はこの付近で人気の居酒屋を長年経営されており、駒川では誰でも知っている有名人です。
普段はお客さんとして寿し太郎へ通い、恵方巻きなどで忙しい時は、調理場でお手伝いをしていたという存在です。この「残念でならない」という言葉の重みを私も話を聞きながらすごく感じました。しかし、針中野Aちゃんは「店長夫妻をこれからも心から応援してます」とも語っておられました。
ただ、店長夫妻は「いつかまた、どこかで寿司店を出すことができたら」という夢を語っているということを、ここで投稿した後、多くのお客さんが食べに来ては「がんばってや」と声をかけているそうです。
「そのいただく言葉の一つひとつが力になっていて、お客さんと色々お話できるのが本当に幸せです」と奥さん。
店長も「みなさんにこれだけ励ましの声をいただき、できたら『辞めるのを辞めたいな』と思ったこともこの1か月で何度もあります。このありがたさを胸に、閉店する年末まで全力でお寿司をご提供します」と語っておられました。
今月には、これまでこのお店で働いていたバイトのみなさんが、一同に寿し太郎で集まる、ちょっとした同窓会を行うそうです。
そして、聞けば「ああ、あれに出んの!!」と驚くようなメディア(まだ取材中のためあえて媒体名などは出しません)から取材を受けるなど、閉店まで店長ご夫妻は休む間もありません。
店長ご夫妻は「40年間ここまでやってこられたのはお客さんのおかげです。最後までがんばりますのでよろしくお願いします」と力強く語っておられました。
投稿の最初に写真もありますが、店にはこのような手書きのはり紙がありました。
「年内は休まず営業致します。皆様と寿し太郎でお逢い出来るのも最後となりました。心より、お待ち申し上げます。」(原文ママ)
この文字を見ても、ご夫妻の思いが込められていますね。
ラストスパート、みんな応援してます。ファイトー!!