JR塩尻駅東口・南側ロータリーに、「ワインと料理と雑貨 hanare（ハナレ）」が2024年12月14日(土)にオープンしました。人が行き交う"駅"で、塩尻ワインの新たなシンボルとなりそうです！

塩尻駅の改札に向かう階段の途中にある「カフェ＆ワインバー アイマニ」を手がける「HYAKUSHO」が運営。ランチタイムはパスタセットを、ディナーはアラカルトを、塩尻ワインと合わせて楽しめます。これから雑貨の販売も始まる予定。地域で活動する作家さんの作品や、地域性ある食品や雑貨が並びます。

塩尻ワインがあって、ワインファンがいつでもコミュニケーションを取れる場所として2022年５月に「アイマニ」をオープン。駅の中にあるので、乗り換えの時間や人を待つ間を過ごすぴったりの場所。テイクアウトできる"アイマニドッグ"も人気のお店です。

「ハナレ」は食事を楽しみ、買い物もできる"小さな道の駅"をコンセプトに電車に乗らないけれど駅を利用する。塩尻駅前の人の流れの活性化にもつなげます。駅の新しい選択肢のひとつとして、ゆっくりランチを楽しんで駅前で買い物をする環境づくりを広げていきます。

塩尻ワインの新しいファンが生まれる場所に

「HYAKUSHO」代表の田中暁さんは、‶塩尻ワインの新しいファンを創出”をコンセプトに、約4年前から空き地だった場所に畑を作り葡萄栽培とワイン作りに取り組んでいます。“行ったことのない町、知らない町で地元の人とつながる、塩尻ワインサークル”は現在会員数85名。首都圏からの参加者が約7割を占め、ファン創出へのコミュニティ形成に携わっています。

現在、ハナレではサンサンワイナリー(塩尻市柿沢)のワインを、赤3種類・白2種類・ロゼ1種類をいただくことができます。市内のワイナリーと提携して、取扱う塩尻ワインが増えていく予定。仕事帰りの一杯も、仲間と一緒にボトルでもチョイス可能。塩尻ワインの飲み比べができるのも楽しみです。ワインのほか日本酒やサワーも。Monterey Brewing(塩尻市洗馬)のクラフトビールも取り扱っています。ソフトドリンクメニューも充実しているのでノンアルコールでも楽しめます。

ランチセットは季節の素材を味わうパスタ

ランチタイム(11:00～15:00)にはパスタセットを提供します。選べるパスタに、サラダ・ドリンク・バゲット・スープ・ソフトドリンクがセットで2,000円。この時期はトマトクリームに海老の旨味が溶け込んだ「トマトと海老のクリームパスタ」とシンプルな味付けにぎゅっと詰まった旨味で季節を味わう「牡蠣と白菜のオイルパスタ」の2種類から選べます。セットのソフトドリンクは＋500円でアルコールメニューに変更可能。ドルチェも＋600円で追加できます。

アラカルトは地域の食材を使った一品も

ディナーはアラカルトをメインに一人前で提供。「矢島農園の房付き干し葡萄」800円、「信州フルーツと生ハム」1,600円など地元食材を使ったメニューも揃っています。盛り合わせも可能なので、おまかせで注文してみるのもおすすめです。都度仕入れたものは、当日の黒板メニューに並びます。がっつり食べたい肉メニューやピザも登場する予定。※アラカルトはディナータイムのみ提供です

塩尻ワインを気軽に楽しめる場所が増えた塩尻駅。年末年始は人が集まる機会も増えるので、地元の美味しいものに触れる時間をいかがでしょうか？暮らす町のことを知るきっかけにもなりそうです。